マフラ国立宮殿教会堂の6台のパイプオルガン
アントニオ・レアル・モレイラ(1758-1819):
マフラ王宮教会堂のためのシンフォニア(6台のオルガンのための)(1-6/D)
ディエゴ・デ・コンセイサン(17世紀):メイオ・レジストロ第2旋法(5)
カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ イ長調(4)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):
組曲第2旋法 から クラン・ジュによる奇想曲(6)
イスフリート・カイザー(1712-1771):序曲(3)
ジョアン・ヴァス(1963-):
アヴェ・マリス・ステラ
(グレゴリオ聖歌による合唱と6台のオルガンのための)(C/1-6/D)
マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):オルガンのためのソナタ(1)
ジュゼッペ・アントニオ・パガネッリ(1710-1763):アリアII(2)
ジョアン・ジョゼ・バルディ(1770-1816):
退却行進曲(2)
ミサ(独唱、合唱と6台のオルガンのための)から グローリア(T/B/C/1-6/D)
[ボーナス・トラック]
TVショー「Câmara Clara」(2010年5月9日、RTP2チャンネルで放映)
ディナルテ・マシャド(オルガン製作家、修復責任者)、
ジョアン・ヴァス(オルガン奏者、修復アドバイザー)、
ルイ・ヴィエイラ・ネリ(音楽学者、修復顧問委員長)へのインタビューを含む
フェルナンド・ギマランイス、カルロス・モンテイロ(テノール(T))
ディエゴ・ディアス(バリトン(B))
リスボン・カンタート・シンフォニック合唱団(男声合唱(C))
ジョアン・ヴァス(福音書オルガン(1))
ルイ・パイヴァ(使徒書オルガン(2))
アントニオ・エステイレイロ(アルカンタラの聖ペドロ礼拝堂のオルガン(3))
アントニオ・ドゥアルテ(秘跡礼拝堂のオルガン(4))
セルジオ・シルヴァ(受胎礼拝堂のオルガン(5))
イザベル・アルヴェス(聖バルバラ礼拝堂のオルガン(6))
ジョルジ・アルヴェス(指揮(D))
収録:2010年5月15日、ライヴ、国立宮殿教会堂、マフラ、ポルトガル
使用楽器:
(1)建造:1807年、シャヴィエル・マシャド・エ・セルヴェイラ
改修:1820年頃、同/修復:1999年、ディナルテ・マシャド
(2)建造:1807年、ジョアキン・アントニオ・ペレス・フォンタネス
改修:1820年頃、シャヴィエル・マシャド・エ・セルヴェイラ
修復:2000年、ディナルテ・マシャド
(3)建造:1806年、ジョアキン・アントニオ・ペレス・フォンタネス
修復:2004年、ディナルテ・マシャド
(4)建造:1806年、シャヴィエル・マシャド・エ・セルヴェイラ
改修:1820年頃、同/修復:2004年、ディナルテ・マシャド
(5)建造:1807年、シャヴィエル・マシャド・エ・セルヴェイラ
改修:1820年頃、同/修復:2010年、ディナルテ・マシャド
(6)建造:1806年、ジョアキン・アントニオ・ペレス・フォンタネス
改修:1820年頃、シャヴィエル・マシャド・エ・セルヴェイラ
修復:2010年、ディナルテ・マシャド
1711年、世継ぎに恵まれなかったポルトガル国王ジョアン5世(1689-1750、在位:1706-1750)と王妃マリア・アナが「子を授かったら修道院を建立する」と神に誓約したところ、間もなく王女バルバラが誕生。誓約通り国王は1717年、首都リスボンの北西約40kmの町マフラに巨大な王宮兼修道院の建築を開始し、13年後に完成しました。王宮兼修道院は王政消滅(1910年)の後国立宮殿として利用され、現在ではポルトガルの観光名所の一つにもなっています。宮殿の教会堂の6台のオルガンは1792年から1806-1807年にかけて建造され、1998年から2010年にかけて修復されました。当DVDはポルトガル国営放送(RTP)がその修復完成を祝う演奏会の模様を収録したテレビ番組を商品化したものです。オルガン6台が合奏する楽曲では、各オルガン奏者が指揮者を映し出すモニターを見ながら弾いています。PAL方式で価格も高めですが、オルガン、教会建築、ポルトガルに興味のある方には是非ともお勧めしたい、実に興味深い映像作品です。カラー写真を多数掲載したポルトガル語・英語併記の解説書を備えたハードカヴァー・ブック仕様。
■PAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。 |