ディグレッシオーネ・ミュージック | ||
イタリアのモルフェッタ(プーリア州バーリ県)に本拠を置くコンサート・エージェント、ディグレッシオーネ・ミュージックが擁するレーベル。全点ディジパック仕様。 |
DCTT 01 (1CD-R) |
輝く星よ イエスの御母に[A madre de Jhesu](聖母マリアのカンティガ より) 天の門[Janua caeli] 輝く星よ[Stella Splendens](モンセラトの朱い本 より) 途上で[In itinere] すばらしい君主[Splendens ceptigera](モンセラトの朱い本 より) 魂の波動[Fluctatio animi] 御母マリアを[Mariam matrem](モンセラトの朱い本 より)
ニコラ・ネスタ(サズ、中世リュート、ウード) 録音:データ記載なし 発売:2007年 アラブ風スペイン古楽といった印象。エレクトロニクス感はほとんどありません。 |
DCTT 02 (1CD-R) |
ドゥエンデ ニコラ・ネスタ&フィランチェスコ・フィッコ編曲: わが母の声−異国風タンゴ[L avoz mi madre - tango esotico](伝承曲) ロンガ−ルンバ[Longa - Rumba](伝承曲) ジプシーの香水(アヌアル・ブラヒム(1957-)作曲) タランタ[Taranta](伝承曲) グラナダからモロンへ−ブレリアス [Desde Granada hasta Morón - bulerias](伝承曲) [ビデオ・トラック] ギターで夢に泣く[La chitarra fa piangere i sogni]
ニコラ・ネスタ(ウード) 録音:データ記載なし 発売:2007年
フラメンコ風味のアル・アンダルスといった印象。「ドゥエンデ」はスペイン語で、エルフ、ドワーフ、座敷わらし等を意味する語。 |
DCTT 03 (1CD-R) |
ローザ・クラ・レ・ローザ 中世の女性への愛の歌 不詳:王の舞曲[Danza reale] マルティン・コダス(13世紀): カンティガス・デ・アミーゴ から ビゴの海の波[Ondas do mar de Vigo] ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1130/1140頃-1190/1200頃): ひばりが陽の光を浴びて[Ca vei la lauzeta] 不詳(ヴァチカンのロッシ写本 より;14世紀):輝く星[Lucente stella] 不詳(セファルディムの歌;14世紀):ばらの花は咲き[La rosa enflorese] ギラウト・デ・ボルネーユ(1138年頃-1215):栄光の王[Reis glorios](*) アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から アヴェとエヴァの間に[Entre Av'e Eva] 不詳:ラ・マンフレディーナ−ロッタ[La Manfredina - Rotta] アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から ばらの中のばら[Rosa das rosas]
ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロ(テノール、ヴィエール、ナイ) 録音:時期の記載なし、聖コッラード大聖堂、モルフェッタ、イタリア 発売:2007年
ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロは1968年イタリアのモルフェッタに生まれ、バーリのニコロ・ピッチニーニ音楽院でフラウト・トラヴェルソを、モルフェッタのA・ドヴォルジャーク民族音楽学校で合唱を学んだテノール歌手兼古楽器演奏家。1991年にアンサンブル・カリクスティヌスを創設。アンサンブル・オルガヌムに参加したこともあります。ピッポ・ダンブロジオは1965年イタリアのバーリに生まれた打楽器奏者。ジャズ・ドラマーとして国際的に活躍する他、アンサンブル・カリクスティヌスのピリオド打楽器奏者を務めるなど古楽の分野にも進出しています。 |
DCTT 04 (1CD) |
ドメニコ・モドゥーニョへのオマージュ ドメニコ・モドゥーニョ(1928-1994): Vecchio frack / La donna riccia / Dio, come ti amo / L'avventura O' ccafé / Amara terra mia / Tu si' 'na cosa grande / Lu pisci spada Pasqualino Marajà / Notte chiara / Lu sciccareddu 'mbriacu Lu tambureddu
チッチオ・レジーナ(歌) 録音:データ記載なし 発売:2008年 イタリア、バーリ県ポリニャーノ・ア・マーレに生まれたイタリアの流行歌手・作詞作曲家・俳優ドメニコ・モドゥーニョのヒット・ソングをアコースティックな伴奏で聴かせるアルバム。 |
DCTT 05 (1CD) |
御旗 聖週間の音楽 [ルーヴォ・ディ・プーリア大聖堂のグラドゥアーレ(18世紀)から、 聖木曜日、最後の晩餐−ミサのための] 不詳: しかしわれらは主の十字架の栄光を称えるべし[Nos autem] (イントロイトゥス) キリストはわれらのために従順となり[Chrstus factus est](グラドゥアーレ) 主の右手は奇跡を行い[Dextra Domini](オフェルトリウルム) 主イエスは弟子たちとの夕食の後に[Dominus Jesus](コムニオ) 主が埋葬され墓が封じられると[Sepulto Domino](レスポンソリウム) [パンタレオーネ・スパニョレッタのミサ第1旋法 [Messe di in primo tono di Pantalepne Spagnoletta]から] キリエ,サンクトゥス,アニュス・デイ [モルフェッタの聖木曜日の聖務曲集(19世紀)から] 不詳: 預言者エレミヤの哀歌[Incipit lamentatio Jeremiae prophetae] それゆえ誰でもこのパンを食べる[Itaque quicumque manducaverit] (レクツィオ IX) 王の御旗は進む[Vexilla Regis](モルフェッタ伝承の賛歌) おお、処女、おお、マリア[O Vergine, o Maria](悲嘆の歌) ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918): 聖なる御母[Santa Madre](5つの傷への祈りの歌)
アンサンブル・カリクスティヌス 録音:データ記載なし 発売:2008年 イタリアのプーリア州に伝わるモノディー聖歌。不協和音を容赦なくぶつけてくる、アンサンブル・オルガヌムに関わったジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロが主宰するアンサンブル・カリクスティヌスの特徴がよく出た演奏です。 |
DCTT 06 (1CD) |
愛しの貴婦人 女性へのオマージュ エンリコ・ラデスタ(1570-1625): あからさまに言って[Apartamente dicea la gente](1605)(*) ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):トッカータ第8番 シジスモンド・ディンディア(1582-1629頃): ぼくはキスしたい、ああ、フィッリよ[Vorrei baciarti, o Filli](1629)(*) ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:テオルボのための前奏曲ヘ長調 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): ああ、私の心の人、私の甘美な命の人よ[O mio cor, dolce mia vita] (1630)(*) ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):ガプリチェット・ガランテ ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー: ぼくのアウリッラ[Aurilla mia](1619)(*)/前奏曲第1番(1640) ジローラモ・フレスコバルディ:それであたなは私を軽蔑するのか? [Così: mi disprezzate?](パッサカリアのアリア;1630)(*) ベッレロフォンテ・カスタルディ:リトルネッロ第1番 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679): 強奪者である暴君[Usurpator tiranno](1923)(*) ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:パッサカリア(1640) エンリコ・ラデスタ: ああ、あなたは裏切るのか?[Ahi, traditor che fai?](1605)(*) ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:テオルボのためのトッカータ タルクイニオ・メールラ(1590-1665): もう寝る時間だ[Hor ch'è tempo di dormire](*) ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ第2番、アルペッジャータ(1607) エンリコ・ラデスタ:小さな花[La Floretta](1610)(*) 伝承曲:ガルガーノのタランテッラ[Tarantella del Gargano](*)
ジョヴァンナ・カローネ(メゾソプラノ) 録音:データ記載なし 発売:2008年 ジョヴァンナ・カローネはイタリアのバーリに生まれ、バロック歌唱法をクロディーヌ・アンセルメとグローリア・バンディテッリに、古楽をロベルト・ジーニに、中世音楽をペドロ・メメルスドルフに師事したメゾソプラノ。CARPE DIEMレーベルでおなじみのリュート奏者ロザリオ・コンテとの共演です。 |
DCTT 07 (1CD) |
悲嘆のメロディー マンドリン五重奏のための音楽 ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918):悲愴[Patetica](1907) ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1830-1908):Conzasiegge(1857) パルミエーリ(または パルメーリ?):葬送行進曲(1882 または 1840) サヴェリオ・カロ(1845-1923):悲しみ[Dolor](1897) ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ:不運[Sventurato](1888)
レオナルド・ロスパッルーティ(第1マンドリン) 録音:データ記載なし 発売:2009年 プーリア・マンドリニスト・アカデミーのメンバーによる演奏。 |
DCTT 08 (1CD) |
Betàm Soul イディッシュ語歌曲の魂 モルデハイ・ゲビルティク(1877-1942):三人の娘[Dray tekhterlekh] ショロム・セクンダ(1894-1974)/アーロン・ゼイトリン(1898-1973)作詩: 子牛[Dos kelbl](ドナ・ドナ) モルデハイ・ゲビルティク: マッシュルーム入りポテト・スープ[Kartolflzup mit shvomen] ミルコ・シニョーリレ/マリシェ作詩:暖かい風が吹く五月[S'blotz in may] エルベール・パガーニ(1944-1988):金色の星[La stella d'oro] ヘルマン・ヤブロコフ(1903-1981):たばこ[Papirosan] ミルコ・シニョーリレ/イツィク・マンガー(1901-1969)作詩: コセフとキテフの間に[Tsvishn Kosev un Kitev] モルデハイ・ゲビルティク:黄金の国の歌[Dos lidl fun goldenem land] アシュケナージ伝承曲:トゥンバラライカ[Tumbalalayka] モルデハイ・ゲビルティク:幼年期[Kinder yorn] ミルコ・シニョーリレ/モルデハイ・ゲビルティク作詩: 黄金のように愛する歌[A lidele tayer vi gold] カスリエル・ブロイド(1907-1945):モーゼよ、耐えよ[Moyshe halt zikh] ポール・マッカートニー(1942-):ブラックバード
ジョヴァンナ・カローネ(メゾソプラノ) 録音:データ記載なし 発売:2009年 イタリアの実力派若手ジャズ・ピアニストで、ジャンルを超えた活躍でも注目されるピアニスト・作曲家ミルコ・シニョーリレとジョヴァンナ・カローネのコラボレーションによるイディッシュ語歌曲集。イディッシュ語はドイツや東欧に住むユダヤ系住民(アシュケナージ)が使う言語。 |
DCTT 09 (1CD) |
ポンポニオ・ネンナ(1556-1608): レスポンソリア クリスマスのレスポンソリウム集 クリスマスと聖週間のためのレシポンソリウム集(出版:1622)から 今日われらのために天の王が生まれた[Hodie nobis caelorum Rex] 今日われらのために天より真の平和が降り来た[Hodie nobis de caelo pax] 何を見たのか、羊飼いたちよ[Quem vidistis pastores] おお、大いなる神秘[O magnum mysterium] 祝福された神の御母[Beata Dei genitrix] 神聖にしてけがれなき処女[Santa et immaculata virginitas] マリアの胎に祝福あれ[Beat viscera Maria] 言葉は肉を受け[Verbum caro factum est] テ・デウム[Te Deum laudamus]/主を称えよ[Benedictus Dominus]
パラッツォ・インカンタート声楽アンサンブル 録音:2009年11月、聖ドメニコ教会、モルフェッタ、イタリア 発売:2009年 ポンポニオ・ネンナはイタリアのバーリに生まれた作曲家。1582年、最初のマドリガーレ集を出版しアンドリア公ファブリツィオ・カラーファに献呈。そのカラーファはヴェノーザ公カルロ・ジェスアルド(1566-1613)の妻と不倫の末、1590年に彼女ともどもジェズアルドに殺害されました。ジェズアルドとも親交があり作品の献呈もしていたネンナは1594年から1599年までジェズアルドの宮廷に務めアマチュア音楽家であった彼に教えましたが、最近の研究によってむしろネンナの方が影響を受けていたことがわかってきています。ネンナの作品では8巻にのぼるマドリガーレが知られているものの録音は少なく、さらに教会音楽の録音はきわめて少ないのでこのCDは貴重と言えるでしょう。パラッツォ・インカンタートは1989年にイタリアのバーリに創設された声楽アンサンブル。当録音では混声13人編成で緻密なハーモニーを聴かせます。 |
DCTT 10 (1CD) |
悲嘆のメロディー Vol.2 マンドリン五重奏のための音楽 サヴェリオ・カロ(1845-1923):ハムレット[Amleto] ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1830-1908):漁師[Pescatore] サヴェリオ・カロ:宿命[Fatalita] ヴィート・ルチヴェーロ(1918-1984):名も無く[Senza nome] ジュゼッペ・デ・カンディア(1836-1904):葬送行進曲第4番 ロッシーニ(1792-1868)/ フランチェスコ・ペルッツィ(1863-1946)編曲:スターバト・マーテル
レオナルド・ロスパッルーティ(第1マンドリン) 録音:データ記載なし 発売:2009年
Melodie Dolenti (Painful Melody) Vol. 2. Funeral Marches for Mandolin Quintet. |
DCTT 11 (1CD/1DVD PAL) |
アニマ・メア プーリアの大聖堂の音楽 [CD] パスクアーレ・カファーロ(1715-1787): モテット・パストラーレ(独唱、4声の合唱とヴァイオリン、トランペットと オーボエのための;1747)(S/A/T/B/*/+/#) ジークフリート・シュトローバッハ(1929-): アヴェ・マリア(5声の少年合唱のための)(*) ニコラ・ファーゴ(1677-1745):主をおそれる者は幸いである (ソプラノ、アルトとと通奏低音のための;1723)(S/A/#) アレッサンドロ・チッコリーニ(1970-):主を称えよ (ソプラノ、4声の合唱、オーボエと弦楽のための;2009)(S/*/+/#) [DVD] J・S・バッハ(1685-1750):マニフィカト BWV243(S/A/T/B/*/+/#) バックステージ
オルフェオ・フトゥーロ 録音・収録:2010年1月9日、ライヴ、バーリ大聖堂、イタリア 発売:2010年
2010年1月にイタリア、プーリア州の4つの大聖堂(タラント、モルフェッタ、バルレッタ、バーリ)、1つのバジリカ聖堂(ブリンディージ)、3つの教会(フォッジア、ガランティーナ、サン・セヴェーロ)で行われたコンサート・プロジェクト「アニマ・メア」(わが魂は)の記録。DVDを見るかぎり、アレッサンドロ・チッコリーニが実質的に指揮者を務めているようです。 |
DCTT 12 (1CD) |
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
オノフリオ・デラ・ローザ(チェンバロ)
録音:2009年9月14日、10月5日、場所の記載なし 発売:2010年 オノフリオ・デラ・ローザは1963年イタリア、バーリ県に生まれたピアノ・チェンバロ奏者。1990年代終わり、30代半ばを過ぎて初めてチェンバロを購入し、ジェノヴァ・ネルヴィで開催される夏期講習会に毎年参加しボブ・ファン・アスペレンの指導を受けたという異色の経歴の持ち主です。 |
DCTT 13 (1CD) |
カルッリ、ジュリアーニ、パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集 フェルディナンド・カルッリ(1770-1841): ロッシーニの「どろぼうかささぎ」のアリアによる幻想曲と変奏曲 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大二重奏曲 Op.85 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):6つのソナタ Op.2 から Nos.1,2,6
マルコ・ミシアーニャ(ヴァイオリン) 録音:データ記載なし 発売:2011年 バーリのニコロ・ピッチニーニ音楽院で学んだ二人によるデュオ。 |
DCTT 14 (1CD) |
狂人ヴァン・ゴッホ アルトーの魔術 原作:アントナン・アルトー(1896-1948) 「ヴァン・ゴッホ、社会が自殺させた者」 (ジャン=ポール・マンガナロ訳、イタリア語版)
サルヴァトーレ・マルチ(台本編集、朗読) 録音:データ記載なし 発売:2011年
Pazzo Van Goch, L'Incantesimo di Artaud |
DCTT 15 (1CD) |
ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987):ピアノのための24の前奏曲 Op.38
マリア・ガブリエーラ・バッシ(ピアノ) 録音:データ記載なし 発売:2011年 Kabalevsky: 24 Preludes for Piano / Maria Gabriela Bassi--> |
DCTT 16 (2CD) |
理髪師のサウンド 20世紀プーリアのマンドリンとマンドリン奏者たち [CD 1] マンドリンとオペラ ヴィンチェンツォ・ビッリ編曲:ヴェルディの「リゴレット」による幻想曲 編曲者不詳: モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲 モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」第2幕のアリア「窓辺においで」 ベルモンテ編曲:ヴェルディの「トラヴィアータ」第1幕前奏曲 編曲者不詳:ロッシーニの「ブルスキーノ氏」序曲 エルメネジルド・カロージオ編曲?: ベッリーニの「ノルマ」第1幕のアリア「清らかな女神」 ヴェルディの「アイーダ」第1幕のアリア「清きアイーダ」 マリオ・マチオッキ編曲:スッペの「詩人と農夫」序曲 ヴィンチェンツォ・ビッリ編曲: マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 [CD 2] セレナードと舞曲 ジャコモ・サルトーリ:モルフェッタの花 ジュゼッペ・シルヴェストリ:過去のセレナード ジャコモ・サルトーリ:切れ端(ポルカ) アントニオ・ダレージオ:かわいい舞曲(スコティッシュ)/さざ波(舟歌) フェルディナンド・フランチア:奪われたキス(ポルカ) アントニオ・ダレージオ:牧歌的セレナード ジュゼッペ・ブランゾーリ:踊りたい?(ワルツ) ジュゼッペ・ボナーティ:ジャコリーナ(ポルカ) アレッサンドロ・ダニエーレ:スウィート・カリフォルニア(マズルカ) ジャコモ・サルトーリ:チャールストンを夢見ながら(チャールストン) マウロ・デル・ヴェスコヴォ:人形の夢 ラウル・レモソヴェク(マウロ・デル・ヴェスコヴォの別名):春が戻り
プーリア・マンドリニスト・アカデミー 録音:データ記載なし 発売:2011年 イタリアのプーリア州では19世紀から20世紀にかけてマンドリンが流行し、どの町にも「セビリャの理髪師」の何でも屋よろしく散髪の合間にマンドリンを聴かせる理髪店がありました。当時プーリアで演奏されていたマンドリン合奏レパートリーを再現した興味深いアルバムです。 |
DCTT 17 (1CD) |
航海することが必要だ フェルナンド・ペソア(1888-1935)作詩:昔の航海者たちは(イントロ;朗読) カエタノ・ヴェローゾ(1942-): 大航海者たち[Os argonautas](ブラジルのファド) ジョヴァンニ・キアッパリーノ/ガスタン・クルス(1941-)作詩:刃[Gume] ジョヴァンニ・キアッパリーノ: 詩人の妻[La donna del poeta](イタリアのファド) シコ・ブラウケ・デ・オランダ(1944-):ジョアナ・フランセザ[Joana Francesa] レオナルド・アムエド(1967-)/ジョアン・メンドンサ作詩: 姿を消した鷺[Garça perdida] ジョヴァンニ・キアッパリーノ: 綱渡り芸人[Il funambolo](愛の企てのサーカスへの寓意) ギンガ(1950-):セニョリーニャ[Senhorinha] ジョヴァンニ・キアッパリーノ:個人[Il particolare] (ヴェルレーヌの「巷に雨の降るごとくわれの心に涙ふる」に霊感を得て) フェデリコ・デ・ブリト&フェレル・トリンダーデ:海の歌[Cançaõ do Mar] フェルナンド・ペソア(1888-1935)作詩:波音の中を旅する声は(コーダ;朗読)
オス・アルゴナウタス 録音:データ記載なし 発売:2012年 ポルトガルの大航海時代をテーマとしたアルバム。 |
DCTT 18 (1CD) |
ピッポ・ダンブロジオ(1965-):ウヌス・ムンドゥス(ひとつの世界) Unus Mundus / Thuban / I giorni che verranno(*) / Ded / Arkam Ormuzd / Timewave / Fana / Atzilut / Ce que j'aime (*)ミケーレ・ロバッカロと共作
ピッポ・ダンブロジオ 録音:データ記載なし 発売:2012年 D'Ambrosio: Unus Mundus / Pippo D'Ambrosio, Various Performers--> |
DCTT 19 (1CD) |
奇跡! ビザンチン=アドリア風 聖母マリアのカンティガ アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から Poi-las figuras fazen dos santos(第136番) Niun poder d'este mundo(第165番)/Todo logar mui ben(第28番) Ben com' aos que van per mar(第49番) Sobre los fondos do mar(第193番)/Gran fe devia(第187番) Gran poder a de mandar(第33番) 不詳(アラブ=アンダルシア;13世紀):Tushy al-m'sarki アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から Des oge mais quer'eu trobar(第1番)
アンサンブル・カリクスティヌス 録音:2012年4月、クレッシェンド・スタジオ、バーリ、イタリア エドゥアルド・パニアグア流のアラブ・アンダルシア風ではなく、ビザンチンの影響が強かったイタリアのアドリア海側の伝承音楽の視点から「聖母マリアのカンティガ」にアプローチする試み。いくぶんギリシャやトルコの民族音楽に寄ったサウンドになっています。ファラウアッラは1995年にイタリアのバーリで創設された女声四重唱団。地元プーリアの伝承曲や西欧古楽の他、コルシカ、ブルガリア、タヒチ等世界各地のポリフォニー楽曲をレパートリーとしています。 |
DCTT 20 (1CD) |
愛のために イディッシュ語歌曲集 セファルディムの歌:ヘンルーダの枝[Una matika de ruda] ミルコ・シニョーリエ/ジョヴァンナ・カローネ&ルーカ・バッソ作詩: 一月の歌[Aria di gennaio] ミルコ・シニョーリエ/L・バッソ作詩: 羊毛の月[Luna di lana]/レベッカの長話[Filastrocca di Rebecca] アシュケナージ伝承曲:トゥンバラライカ[Tumbalalayka] ミルコ・シニョーリエ/ アブラハム・スツケヴェル(1913-2010)作詩: 残っているもの[Ver net blaybm] ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987)/マリシェ作詩: 愛のために[Far libe] ミルコ・シニョーリエ/マリシェ作詩: 寒さはどこからやって来る?[Fun vanen kumt di kelt?] イルゼ・ヴェーバー(1903-1944):ヴィーガラ[Wiegala] ガブリエル・フォーレ(1845-1924)/ アルマン・シルヴェストル(1837-1901)作詩:愛の歌[Chanson d'amour] セファルディムの歌/ジャック・グローベル(1951-2006): ぼくはある歌に恋をした[Yo m'enamori d'un aire] ベン・ヨメン(1901-1970)/ モイシェ・レイブ=ハルペルン(1886-1932)作詩:私の不安[Umru maine] バート・バカラック(1928-)&エルヴィス・コステロ(1954-): この家は今は空っぽだ[This house is empty now] ミルコ・シニョーリエ/ジョヴァンナ・カローネ&ルーカ・バッソ作詩: 戦いは続いている[The fight is on] ミルコ・シニョーリエ: 寒さはどこからやって来る?[Fun vanen kumt di kelt?](ピアノ独奏)
ジョヴァンナ・カローネ(メゾソプラノ)
録音:2012年5月、インターナショナル・サウンド・スタジオ、コンヴェルサーノ、イタリア
Far Libe (Per Amore / For Love). Yiddish Songs / |
DCTT 22 (1CD) |
フランチェスコ・リゼーナ(1984-):ロゴス 無伴奏教会合唱作品集 ロゴス[Logos]Op.41(混声8-16部;2011) 深き淵より[De profundis]Op.37(混声4部;2011) めでたし海の星[Ave maris stella]Op.39(混声4-7部;2011) 天の元后[Regina caeli](同声4-8部;2012)(*) スターバト・マーテル[Stabat Mater]Op.34(4人の独唱者のための;2011) 十字架に掛けられ[Crucifixus]Op.32(二重混声8部;2011) 暗くなりて[Tenebrae factae sunt]Op.35(同声4部;2011)(+) ミサ・ブレヴィス[Missa brevis]Op.20(混声4部;2008) ミサ・ブレヴィス・ソレムニス[Missa brevis solemnis]Op.38(混声4部;2011)
ヘクサコルドゥム声楽アンサンブル 録音:2012年10月、教区博物館ホール、モルフェッタ、バーリ県、イタリア イタリアのモルフェッタに生まれた作曲家・ヴァイオリン奏者、フランチェスコ・リゼーナの新作集。ヘクサコルドゥム声楽アンサンブルはフランチェスコ・リゼーナ、合唱指揮者アントニオ・マルガレッリ、ソプラノ歌手アンナマリア・ベッロッキオによって2011年に創設された団体。イタリアの作曲家・演奏家という先入観を良い意味で裏切る静謐な音楽・精緻な演奏です。(*)は女声合唱、(+)は男声合唱による演奏。 |
DCTT 23 (1CD) |
偽りの愛 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ(1968-): デヴェークート II(ヤコポーネ・ダ・トーディのラウダのテキストによる、 声楽アンサンブルとヴィオラによるナレーションのための)(*) No lo dir mai / Nel suo demorare / D'aver lo tuo amore / Possedi posseduta カルロ・ジェズアルド(1566-1613): 聖土曜日のためのレスポンソリウム(6声) から 屠場へ連れて行かれる羊のように[Sicut ovis ad occisionem] エルサレムよ、起ち上がれ[Jerusalem, surge] 処女のごとく悲嘆せよ、わが民よ[Plange quasi virgo] われらの羊飼いはお隠れになった[Recessit pastor noster] おお、道を行くすべての者よ[O vos omnes] 見よ、正しき人がいかに死すとも[Ecce quomodo moritur justus]
アンサンブル・ソリステ XXI 録音:2012年9月8-9日、IRCAM、ポンピドゥー・センター、パリ、フランス ジャンヴィンチェンツォ・クレスタはジャコモ・マンツォーニ(1932-)に師事したイタリアの作曲家。「デヴェークート」とはユダヤ教・キリスト教において「神との合一」を意味する語。ラシド・サフィルはアルジェリア生まれのテノール歌手・合唱指揮者。グループ・ヴォーカル・ド・フランス、ミュンヘン古楽スタジオ、クレマンシック・コンソート、ア・セイ・ヴォーチ(創設メンバー)等で活躍し、1988年にルネサンスから現代までの音楽を演奏するためにレ・ジュネ・ソリステ(後年アンサンブル・ソリステ XXIに改称)を創設しました。 |
DCTT 24 (1CD) |
ラウール・プーニョ(1852-1914):歌曲集 連作歌曲「思い出の鐘」(全7曲;1908) 連作歌曲「短い恋」(全7曲;1899) 連作歌曲「明るい時刻」(全8曲;1910) 別れの歌(1884)
ティツィアーナ・ポルトゲーゼ(メゾソプラノ) 録音:2012年6月、ヨハネ・パウロ2世財団ホール、バーリ、イタリア ラウール・プーニョはフランスのパリに生まれたピアニスト・オルガニスト・作曲家・音楽教師。モーツァルト、ショパン、フランクの鍵盤楽曲の演奏で名声を博し、ウジェーヌ・イザイやレオポルト・アウアーの伴奏者としても活躍しました。作曲家としてはピアノ曲からオペラまでかなりの数を書きましたが、現在作品が取り上げられることはほとんどありません。当録音は稀少価値があると言えるでしょう。 |
DCTT 26 (1CD) |
無窮動 アコーディオンのための音楽 ルイス・アンドリーセン(1939-):オルフェウスへの序曲(1982) トゥルビョン・イヴァン・ルンドクヴィスト(1920-2000):変容(1965) 細川俊夫(1945-):メロディア(1978) フランチェスコ・パラッツォ(1969-):無窮動(2002)/悲歌(2009) オーレ・シュミット(1928-2010):トッカータ第1番 Op.24(1962) サルヴァトーレ・ディ・ジェズアルド(1940-2012):即興曲第1番(1973) ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-): ソナタ「死者の復活を待ち望む」I-II-III-IV-V(1985) ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):夜想曲(1977) フランチェスコ・パラッツォ(アコーディオン) 録音:2006年12月-2011年7月、バーリ、イタリア フランチェスコ・パラッツォは1969年イタリア、プーリア州タラント県マルティーナ・フランカに生まれ、フィレンツェのルイージ・ケルビーニ音楽院でサルヴァトーレ・ディ・ジェズアルドに師事したアコーディオン奏者・作曲家。演奏・録音・作曲・編曲活動の他、1993年以来バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で教えています。 |
DCTT 28 (1CD) |
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(1960-): 悲しみの聖母 (プーリア方言のラウダによるスターバト・マーテルの9つの場面)
エルミタージュ・アンサンブル 録音:2003年2月、スタジオ・クレッシェンド、バーリ、イタリア ヴィンチェンツォ・マストロピッロはイタリア、プーリア州バーリ県ルーヴォに生まれ、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で学んだフルート奏者・作曲家・指揮者・教育者・詩人。「悲しみの聖母」はマイケル・ナイマン調で始まり、フィリップ・グラス調あり、フリー・ジャズ風あり、ラジオ・ドラマ風ありの多彩な作品。 |
DCTT 30 (1CD) |
ヴィート・アントニオ・コッツォリ(1777-1817):ヨハネ受難曲(1816)
カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ
録音:2012年10月-2013年年5月、オッフィチーナ・ムジカーレ・スタジオ、 ヴィート・アントニオ・コッツォリはモルフェッタ(現プーリア州バーリ県)に生まれた神父・作曲家。「ヨハネ受難曲」はナポリ派の受難曲を範としつつ新たな音楽語法を試みた作品で、コッツォリ自身の指揮によりモルフェッタ大聖堂で初演されました。当録音はその初演時の記録に基づくピリオド楽器編成で行われたものです。 |
DCTT 32 (1CD) |
CAMILLO PACE autoritratto (self-portrait) カミッロ・パーチェの自画像 [1] Una storia che faccia rumore (Camillo Pace) [2] Il viaggio (Camillo Pace) [3] Passeggiando con il sole (Camillo Pace) [4] Maisha (Camillo Pace) [5] E allora balla (Camillo Pace) [6] l guardiano dei sogni (Camillo Pace) [7] Al tramonto (Camillo Pace) [8] Ho scritto una lettera (Camillo Pace) [9] Piangi e ridi (Camillo Pace) [10] Ad un soffio dal vento (Camillo Pace) [11] Pensieri tra le corde (Camillo Pace)
Camillo Pace (vocal, double bass) Autoritratto (Self-portrait) / Camillo Pace (born in 1978, in Taranto, Italy)--> |
DCTT 33 (1CD) |
アントニオ・ジャコメッティ(1957-)/ ヴェロニカ・ヴィスマーラ(作詩):shakti, la grande madre Introduzione / Intuire la sua presenza / Percepirla pienamente Accettarne gli aspetti più fisici / Viverla liberandosi dalle paure Sentirne il potere creativo / Rapportarsi con il maschile "interno" Rapportarsi con il maschile "esterno" / Gestire l'energia creatrice interiore Liberarsi e donare Luce / Trascendere ogni archetipo / Preprarsi al distacco Sperimentarne l'unità
ヴェロニカ・ヴィスマーラ(声、ヴォーカル・ハーモニー) 録音:2010年9月-2011年2月、フレクエンツェ・スタジオ、モンツァ、イタリア |
DCTT 34 (1CD) |
ユリシーズ−到着、横断、出発の地 フランチェスコ・トラヴェルシ: Amor mi fa sovente(テューバ、声と管弦楽のための)(*) フランチェスコ・アントニオーニ:Soror(フルートと弦楽六重奏のための)(+) ヴィート・パルンボ:Hoquetus(トロンボーンのための)(#) ブルーノ・モレッティ:Kadir(テューバと管弦楽のための)(**)
ドメニコ・ジッジ(テューバ(*/**))
録音:2011年9月1日、インターナショナル・サウンド・スタジオ、コンヴェルサーノ、バーリ県、イタリア(*/**)
Ulysses - Terra di Approdi, Passaggi e Partenze / Domenico Zizzi, |
DCTT 36 (1CD) |
フォークソングズ! メゾとアコーディオンで聴く世界の民謡&民俗詩による歌曲集 ロッシーニ(1792-1868):スペインのカンツォネッタ フェルナンド・オブラドルス(1897-1945):エル・ビト A・マネラ:3つの歌; 目覚めたまま見る夢/私は白ばらを栽培する/農場の墓へ M・デ・リリョ:叫び G・ヴァッキ:子守歌 ストラヴィンスキー(1882-1971):子供のための3つのお話 チリン・ボン/鵞鳥、白鳥…/熊の歌 ルイージ・モルレオ(1790-): 重なる愛の炎 ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):マルゲリティーナ ティツィアーナ・ポルトゲーゼ、フランチェスコ・パラッツォ: 花咲く夏の季節(カルミナ・ブラーナ より)/澄んだ泉に(フランス民謡) アリラン(韓国民謡)/エデルレジ(ロマ民謡) アレクシアン・サンティーノ・スピネッリ(1964-):ロマの富 ニコラ・ジラソーレ:ペルシア組曲; ハバネラ/リリス ニコラ・ジラソーレ:アルバニア組曲; 夢の地で…/ズボル フランチェスコ・パラッツォ(1969-):晴れた日
ティツィアーナ・ポルトゲーゼ(メゾソプラノ) 録音:2013年8月、オフィチーナ・ムジカーレ、カステッラーナ・グロッテ、バーリ県、プーリャ州、イタリア |
DCTT 38 (1CD) |
わが秘めごとの内に チェロで聴く名曲集 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 より アストゥリアナ(+) ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ 第5番(+) サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭 より 白鳥(*) ハイメ・ミルテンバウム・セナモン(1953-):ドロロソ(悲しみ)(*) ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 より モーロの織物(+),子守歌(*) ヨハン・フリートリヒ・フランツ・ブルクミュラー(1806-1874):夜想曲第1番(+) アストル・ピアソラ(1921-1992):オブリビオン(忘却)(*) ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲 Op.23 No.10(*) フォーレ(1845-1924):シシリエンヌ Op.78(*) ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 No.14(*)
マルコ・レカ(チェロ) 録音:2014年2月、スタジオ・フォー・ウォールズ、ジョヴィナッツォ、バーリ県、プーリャ州、イタリア マルコ・レカはイタリア、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院を2000年に卒業したチェロ奏者。2010年バーリにヌオーヴァ・アルモニア財団およびヌオーヴァ・アルモニア交響楽団を創設、2015年現在その総裁を務めています。ハイメ・ミルテンバウム・セナモンはボリビア出身のギタリスト・作曲家。1980年から1992年までベルリン音楽アカデミーで教え、現在はブラジル在住。ブックレットはイタリア語のみとなっています。 |
DCTT 40 (1CD) |
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):ポプリ ギターとフルートのための作品集 オペラ「タンクレディ」によるフルートとギターのためのポプリ Op.76(*) フルートとギターのための変奏曲 Op.84(*) フルートとギターのための大ポプリ Op.53(*) 「おいらはキャベツ作りの子」によるギターのための6つの変奏曲 Op.49 オペラ「愛と栄光」のロマンスによるギターのための変奏曲 Op.105 ギターのための6つの前奏曲 Op.83 から Nos.4, 5, 6
アントニーノ・マッドンニ(ギター)
録音:データ記載なし
「ポプリ」とはもともとフランスのごった煮鍋料理のことで、様々な香りの物を合わせた室内香の名前にもなっていますが、音楽用語としては複数の曲をつなげたメドレーを意味します。19世紀にはひとつのオペラからいくつかの聴かせどころを選んだポプリや、当時のヒット曲をつなげたポプリ等が数多く書かれました。 |
DCTT 42 (1CD) |
愛の戦に ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ(1968-): 「愛の戦に」 [Alle guerre d'amore] (2014)から 私は試みた [T'ho cercato] ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545?-1607): わが心よ、衰えるな [Cor mio deh non languire] ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から 歌う時 [Il tempo del canto] シジスモンド・ディンディア(1582頃-1629): 戦に、愛の戦に [Alla guerra, alla guerra d'amore] サロモーネ・ロッシ(1570-1630頃):コッレンタ第4番 [Correnta quarta] ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651): 戯れよ、ふざけよ [Sonino, Scherzino] ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ: 「愛の戦に」から 放浪者のように [Come vagabonda] タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665): 愛のリラに合わせて [Su la cetra amorosa] ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から 封印のように [Come sigillo] クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): ああ、私の愛しい人はどこに [Ohimè dov'è il mio ben] ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:2声のロマネスカ [Romanesca a 2] ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/ グイード・バレストラッチ(1971-)編曲: トッカータ第2番「アルペッジャータ」[Toccata II Arpeggiata] ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ: 「愛の戦に」から 彼はドアを開けた [Aprì la porta] シジスモンド・ディンディア:つれないアマリッリ [Crud'Amarilli] ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665): あなたは光を遮った [Chiudesti i lumi] (5声、ヴィオルのための) ジャック・アルカデルト(1507?-1568):白く優しい白鳥 [Il bianco e dolce cigno] ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から 彼の目に [Ai suoi occhi]
クリストフ・デジャルダン(ヴィオラ) 録音:2014年5月9-11日、エスパス・ド・プロジェクション、IRCAM、パリ、フランス イタリアの作曲家ジャンヴィンチェンツォ・クレスタが2014年イタリア南部の都市バーリで開催されるアニマ・メア音楽祭の委嘱を受けて書き上げた新作を軸としたプロジェクトの放送初演録音盤。ヴィオラと中心とする「愛の戦に」の各章の間に、17世紀イタリアのマドリガーレが挿入されます。プロモーション・ビデオの視聴が可能です。「愛の戦に」の各章ではフランスの名ヴィオラ奏者クリストフ・デジャルダンがアンサンブルをリードしているようです。現代音楽と古楽の統合という、いかにも当レーベルらしい作品。ブックレット解説はイタリア語とフランス語。(「愛の戦に」の各章のタイトルの和訳は弊社による直訳で、適切でない可能性がございます。ご了承ください。) |
DCTT 43 (1CD) |
バーリの女への口づけ ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻 ポンポニオ・ネンナ(1556-1608): マドリガーレ集第8巻(5声;1618、ローマで出版)から Rid'il Ciel, rid'il Sole / All'apparir del sole(シンフォニア;器楽) Filli, non voi ch'io dica (ヤコポ・ラッファエーレ&ファビアン・ショフリン編曲による独唱版) マドリガーレ集第1巻(5声;1613、ナポリで出版)から Eccomi pronta ai baci マドリガーレ集第8巻 から Piccioletta farfalla(器楽) / O man candida ジョヴァンニ・デ・マック(1548頃-1614):Incenerit'è il petto (+) ジェルヴァジオ・メルカルネ(1580頃-1627頃):È così vago il pianto(器楽)(*) カルロ・ジェズアルド(1566-1613):Quando l'alba novella(カンツォネッタ)(*) ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻 から Lasso ch'io moro ジェルヴァジオ・メルカルネ:Quando mia cruda sorte(器楽)(*) ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻 から Leggiadra pastorella / Tosto ch'in don gli chieggio Tolse dal ciel due stelle (**) / Sì gioioso mi fanno(器楽) Amorosetta Armilla / Già sospirai d'amore [付録] ヤコポ・ラッファエーレ:Madrigale (#) カルロ・ジェズアルド:Come vivi, cor mio (*)(#)/ All'ombra de gl'allori (*)(**)
オルケストラ_ペトロニウス 録音:2014年3月25-30日、ディクレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、イタリア
ポンポニオ・ネンナはイタリアのバーリに生まれた作曲家。1582年、最初のマドリガーレ集を出版しアンドリア公ファブリツィオ・カラーファに献呈。そのカラーファはヴェノーザ公カルロ・ジェスアルド(1566-1613)の妻と不倫の末、1590年に彼女ともどもジェズアルドに殺害されました。ジェズアルドとも親交があり作品の献呈もしていたネンナは1594年から1599年までジェズアルドの宮廷に務めアマチュア音楽家であった彼に教えましたが、最近の研究によってむしろネンナの方が影響を受けていたことがわかってきています。 |
DCTT 46 (1CD) |
天国への階段 ガーシュウィン:コンチェルト&ソングズ ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937): ピアノ協奏曲ヘ調 [Concerto in Fa]/魅惑のリズム [Fascinating Rhythm](*) レディ・ビー・グッド!(+)/君を抱いて [Embraceable You](*) ス・ワンダフル ['S Wonderful](*)/アイ・ガット・リズム [I Got Rhythm](+)
ガーシュウィン・クインテット 録音:2004年7月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア ガーシュウィン・クインテットはイタリアの女性演奏家たちにより2008年に結成されたサクソフォン・クアルテット+ピアノ編成のアンサンブル。クラシカルな活動のみならずジャズ・フェスティヴァルにも参加し喝采を浴びています。 |
DCTT 48 (1CD) |
サルヴァトーレ・シーカ: 映画「Peace Love Freedom」(ジャンジャコモ・ラディーザ監督作品;2015)の音楽(*) 映画「Chiara」(ドルー・ウォーカップ監督作品;2010)の音楽(+) ヌオーヴィ・スパーツィ・ソノーリ室内管弦楽団
録音:時期の記載なし、アイデオ・レコーディング・スタジオ、フォッジャ、プーリャ州、イタリア(*) |
DCTT 49 (1CD) |
コンツァシエッジェ マンドリン・アンサンブルによるモルフェッタ伝承の葬送行進曲集 不詳:Ti tè(笛、太鼓、トランペットによる演奏)(*) ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ:U Conzasiegge(吹奏楽のための;1857)(+) ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918)/サビーノ・アンドリアーニ編曲: Patetica(マンドリン・アンサンブルのための;1907) ベネデット・パルミエーリ/サビーノ・アンドリアーニ編曲: Palmieri(マンドリン・アンサンブルのための;1840?/1882?) サヴェーリオ・カロー/サビーノ・アンドリアーニ編曲: Dolor(マンドリン・アンサンブルのための;1897) ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ/サビーノ・アンドリアーニ編曲: Lo sventurato(マンドリン・アンサンブルのための;1888) U Conzasiegge(マンドリン・アンサンブルと打楽器のための;1857)(#)
ベルナルド・ロスパッルーティ(第1マンドリン) 録音:2009年(リマスタリング:2015年)、場所の記載なし イタリア南東部バーリ近郊の町モルフェッタに伝わる音楽。(*)の演奏者および(#)の打楽器奏者の名前は記載がありません。ブックレット表記はイタリア語のみとなっています。 |
DCTT 50 (1CD) |
ジョヴァンニ・マリア・サビーノのヴェスプロ ジョヴァンニ・マリア・サビーノ(1588-1649):晩課(5声) アントニオ・サヴィーノ(1591-1650):モテット(曲名未詳) フランチェスコ・サヴィーノ(1620-?):モテット(曲名未詳)
アンサンブル・バロッコ・ジョヴァンニ・マリア・サビーノ 録音:2015年5月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア ジョヴァンニ・マリア・サビーノはイタリア南東部バーリ近郊の町トゥーリの音楽一家に生まれた作曲家。ナポリで学んだ後、1622年から1626年までナポリのピエタ・デ・トゥルキーニ音楽院の教師を務め、ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1620頃-1688頃)、フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)らを輩出。その後彼はナポリのジロラミーニ教会の楽長に就任し、そこで「晩課」を書き上げました。アントニオ・サヴィーノは彼の弟、フランチェスコ・サヴィーノは甥です。世界初録音。 |
DCTT 51 (1CD) |
ナポリのミューズたち 18世紀ナポリのチェロ音楽 サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃-1780頃):ソナタ Op.1 No.9(*) フランチェスコ・パオロ・シプリアーニ(1678-1753):ソナタ・トッカータ V(*) ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):無伴奏チェロ・ソナタ ジューリオ・ルーヴォ(17世紀-18世紀):ロマネッラ (II)(*/+) ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):無伴奏チェロ・シンフォニア ジューリオ・ルーヴォ:無伴奏チェロ・ソナタ フランチェスコ・パオロ・シプリアーニ:無伴奏チェロ・シンフォニア ジューリオ・ルーヴォ:チャッコーナ(シャコンヌ)(*/+) フランチェスコ・アルボレア(1691-1753):チェロと通奏低音のためのソナタ(*) ジューリオ・ルーヴォ:タランテッラ(*/+)
ガエターノ・シモーネ(チェロ) 録音:2015年3月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア ナポリで活躍し、独奏楽器としてのチェロの音楽的・技術的発展に貢献したコンポーザー=チェリストであるランゼッティ、アルボレア、シプリアーニ、ルーヴォの作品を中心としたアルバム。ガエターノ・シモーネはバーリのピッチンニ音楽院で学んだイタリアのチェロ奏者。 |
DCTT 52 (1CD) |
Kërkim Il Largo di Como / La Rosa Enflorence / Sueno Claro / Clarinettoso Dicembre Valtzer / Ali Pasa / Mi Niña Lola / Kasap Havasi / Mba Redi
ヴィンチェンツォ・グラッソ(クラリネット、ソプラノサクソフォン) 録音:データ記載なし マヌエラ・サリナーロによる地中海沿岸諸国(スペインのアンダルシア〜イタリア〜バルカン半島〜ギリシャ〜トルコ〜中東〜北アフリカ)の音楽の研究から生まれたプロジェクト。「Kërkim」はアルバニア語で「探究」の意。 |
DCTT 56 (1CD) |
スクリャービン(1872-1915):幻影の肖像 ピアノ作品集 マズルカ ホ短調 Op.3 No.7/24の前奏曲 Op.11 ソナタ第2番嬰ト短調「幻想ソナタ」Op.19/ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30 ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68 フィリッポ・バルドゥッチ(ピアノ) フィリッポ・バルドゥッチはスクリャービンを得意とするイタリアのピアニスト。「音楽の黙示録:スクリャービンの革命(Musica dell'apocalisse: la rivoluzione di Scriabin)」というエッセイも執筆しています。 |
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