エンキリアディス Enchiriadis (Español) |
EN 2002 |
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1555): レクイエム(5声;1544、ローマにて出版) ラメンタバトゥール・ヤーコブ[ヤコブは嘆きぬ] インクリーナ・ドミニ・アウレム・トゥーアム[主よ、耳を傾けたまえ] ミゼレーレ・ノストリ[われらを憐れみたまえ]
ムジカ・フィクタ 録音:1998年5月、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
ビクトリアと並ぶスペイン・ルネサンスの大作曲家モラレスの書いたレクイエムは2曲(4声、5声)残されていますが、収録された
5声のレクイエムは、ビクトリアの6声のレクイエムと並び称される名曲です。 |
EN 2003 |
ビクトリア:ミサ・ガウデアームス トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611): レジナ・チェリ クム・ベアトゥス・イグナツィウス[祝福されしイグナツィウスが] サルヴェ・レジナ(6声) ミサ・ガウデアームス(6声) グレゴリオ聖歌:ガウデアームス[いざわれらともに喜べ] クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1555): ユビラーテ・デオ[神に向かって喜びの声をあげよ]
ムジカ・フィクタ
録音:2000年8月、パレンシア、オルモス・デ・オヘダのサンタ・エウフェミア・デ・コソリョ教会
レクイエムをはじめ数多くのミサ曲を書いたビクトリアの名曲のひとつ、「ミサ・ガウデアームス」は、諸聖人の祝日(11月の第1日曜日)
に歌われるグレゴリオ聖歌のイントロイトゥス「ガウデアームス」からその名をとっていますが、実際にはモラレスのカンタータ風
モテット「ユビラーテ・デオ」に基づくパロディ・ミサです。 |
EN 2004 |
「わが目はもはや見えず」 スペイン・ルネサンス声楽曲のビウエラ編曲集 バルデラバノ: ソネット/Corona de mas hermosas/Donde son esas serranas ナルバエス:牛の番(4つのディフェレンシア) バルデラバノ:Despososote tu amiga 作曲者不詳(シマンカスの写本 から):Ribera verde umbrosa フエンリャーナ: 対位法的デュオ(老フレチャの「Si amores me han de matar」による) ナルバエス:La bella mal maridada ピサドル:Pártense partiendo yo バルデラバノ:Lo que queda es lo seguro ナルバエス:クラロス伯爵 ピサドル(ウプサラの歌集 から):Y con qué la lavaré 作曲者不詳(エルヴァスの歌集 から): No piensen que ha d'acabar/De vos y de mí quexoso ジョスカン・デプレ/ナルバエス:ミル・ルグレ ナルバエス:牛の番(3つのディフェレンシア) バルデラバノ:Rugier ダサ:わが目はもはや見えず エンシナ:不運なる悲しきスペイン/Ay triste que vengo バルデラバノ:Con qué la lavaré ナルバエス:Y la mi cinta dorada バルデラバノ:ソネット アルフレド・フェルナンデス(ビウエラ) 録音:2001年9月、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会 スペイン・ルネサンス時代のビウエラの名奏者兼作曲家たちによって編曲された、当時人気のあったビリャンシコ、 ロマンセ、カンシオンなどの声楽曲を集めたアルバム。LA MA DE GUIDO から発売されたバロック・ギターのアルバムでも好評を博した スペインの気鋭の奏者、フェルナンデスがしっとりとした演奏を聴かせます。 |
EN 2005 |
カントゥス・フィルムス 独唱による中世の単旋律聖歌集 ヴィデルント・オムネス+/ヴィクティメ・パスカリ*/メディア・ヴィータ# [アンティフォナ] アヴェ・マリア*/アスンプタ・エスト・マリア+/ヴィルゴ・プルデンティッシマ* レジナ・チェリ*/アルマ・レデンプトリス・マーテル*/サルヴェ・レジナ* [ヒムヌス] ウト・クェアント・ラクシス#/パンジェ・リングァ+ [セイラム典礼聖歌] グローリア・ティビ・トリニタス*/ヴェニト・アド・ペトルム+ [死者のためのミサ(レクイエム)] イントロイトゥス#/キリエ#/グラドゥアーレ+/トラクトゥス+ セクエンツィア#/オフェルトリウム#/サンクトゥス−ベネディクトゥス# アニュス・デイ#/コムニオ+/レスポンソリウム# [スペインのヒムヌス] クリステ・レデンプトール・オムニウム*/ヴェクシラ・レジス# [付録] ロム・アルメ(俗謡)+
ムジカ・フィクタ 録音:2001年8月、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会 ルネサンスのポリフォニー作曲家たちがミサやモテットなどを作曲する際に「カントゥス・フィルムス」(定旋律)として用いた 中世以来の単旋律聖歌を、通常のグレゴリオ聖歌のような合唱ではなく、無伴奏の独唱で歌い通すという異例のアプローチをとった 興味深いアルバム。歌唱・録音ともに雰囲気豊かなので、古楽や宗教音楽に興味のない方にとっても上質なヒーリング・ミュージックになると思われます。なお最終 トラックには、聖歌ではありませんが、その旋律がルネサンス・ポリフォニー作曲家によってミサ曲の素材としてさかんに用いられた 俗謡「ロム・アルメ」が付録として収められています。 |
EN 2006 |
ビクトリア:レクイエム トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611): 死者のための聖務曲集(1605) わが魂は萎え(レクツィオ;4声) 死者のためのミサ(レクイエム;6声) 悲しみのうちに引き戻され(モテット;6声) われを解き放ちたまえ(レソポンソリウム;6声) われは起きて町を巡らん(モテット;6声)
ムジカ・フィクタ 録音:2002年8月、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会
スペインを代表する古楽系合唱団として名声を確立した観のあるムジカ・フィクタによる、スペイン・ルネサンス・ポリフォニーの最高、ビクトリアのレクイエム。 |
EN 2007 |
ファンタジアの奏法 イベリア半島の鍵盤音楽 ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712): ガリャルダ I* エルナンド・デ・カベソン(1541-1612):甘美な思い出* ジュアン・バプティスタ・カバニリェス: ティエント第23番第7旋法、ア・ラ・ミ・レによる* ルイス・デ・ミラン(1500-1561?): ファンタジア第10番第1&第2旋法ティエント+ アントニオ・デ・カベソン(1510-1566): 「騎士の歌」によるディフェレンシア* ジュアン・バプティスタ・カバニリェス: ティエント第98番第4旋法、右手のための* フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1576/77-1654): ティエントとディスクルソ 第2旋法* アントニオ・デ・カベソン:ティエント第7番第4旋法+ セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1565-1627): 作品 第8旋法、エンサラダ* ホセ・ヒメネス(1601-1678):ティエント・リェノ第1旋法* ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第27番第3旋法+ ガブリエル・メナルト(?-1687):両手のティエント第1旋法* ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第15番第5&第6旋法+ セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア: 戦争のティエント第8旋法* 西山まりえ(チェンバロ*/ヴァージナル+)
録音:1998年8月、三鷹市芸術文化センター、風のホール クッキー&ベアー・レーベルから国内番「見果てぬ夢の先 スペイン・チェンバロ音楽」(C&B-00003)として1999年に発売された録音の国際発売ヴァージョンです。 |
EN 2008 |
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(1615頃-1682頃): ミューズの王子 組曲ニ長調/組曲ト短調/組曲イ短調 組曲ト長調/組曲ニ短調 ラファエル・ボナビタ(バロック・ギター) 録音:2003年7月、マドリッド バルトロッティはボローニャに生まれパリで活躍したギター、テオルボ奏者・作曲家。ラファエル・ボナビタはアントネッロのゲスト・メンバーとして日本の古楽ファンにもおなじみです。当録音では西山まりえがアーティスティック・ディレクターを務めています。 |
EN 2009 |
ヒスパレンシス フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):教会音楽集 イエスは言った/その時/祝福されし救い主の御母 アヴェ・レジナ・チェロールム/レジナ・チェリ サルヴェ・レジナ/天にましますわれらの父よ/マニフィカト アヴェ・マリア/聖なるマリア/それは誰か/リベラ・メ
ムジカ・フィクタ 録音:2004年5月、マラガ県ベナラウリア、サント・ドミンゴ・デ・グスマン教会 ヒスパレンシス(Hispalensis)とはラテン語で「セビーリャ人」のことで、すなわちセビーリャに生まれ終生この地で活躍したゲレロを指しています。ゲレロは師であるモラレスとビクトリアの中間に位置する、スペイン・ルネサンスにおける最も重要な作曲家の一人です。 |
EN 2010 |
巡礼 メディチ家のコジモ3世のスペインとポルトガルの旅(1668-1669) [フィレンツェ] 作者不詳:フィレンツェのアリア アレッサンドロ・メラーニ(1639-1703):私は喜んで旅立つ 作者不詳:フィレンツェのアリアのロッタ [バルセロナ] 作者不詳:サルダナ/エコーの寓話[エコーとナルシス] ガスパル・サンス(1640-1710):La minona de Cataluna [モンセラート] ジュアン・プリム(1628-1692):ああ、花で楽しまされた罪人よ(ビリャンシコ) [マドリッド] トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):暗くなりて(レスポンソリウム) フェリス・ロペ・デ・ベガ:聖テレサの宗教劇 ガスパル・サンス:馬上槍試合 ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):マッタチーノによる即興曲 [コルドバ] ドメニコ・マッツォッキ(1592-1886):Amar a Dios por Dios ジュアン・カバニリェス(1644-1712):パッサカリア フランシスコ・ゲレロ(1528-1500):魂よ、愛を知るならば [セビーリャ] ジュアン・セレロルス(1618-1676):Fuera que va(クリスマスのビリャンシコ) [エストレモス] フランシスコ・マルティンス:テ・デウム 作者不詳:フィレンツェのアリア(3つのパルティータ) [リスボン] 作者不詳:戦いの始まり/Couza pertencente a Batalha アントニオ・マルケス・レスビオ(1639-1709):夜の影 作者不詳:イタリア人と外国人(ハープとオルガンのためのアリア) [サンティアゴ・デ・コンポステラ] 民謡:Folion/Xota(ガリシア民謡) ホセ・デ・バケダノ(1642-1711): Luces y carinos(聖体の秘蹟のビリャンシコ)/われらを救いたまえ、神よ
レゾネット 録音:2004年6月、サンティアゴ・デ・コンポステラ、サン・マルティン・ピナリオ修道院
熱烈なカトリック信者であったトスカーナ大公コジモ3世一行の巡礼日記に基づく音楽旅行の試み。スペインを南下しポルトガルを北上して最終目的地サンティアゴ・デ・コンポステラに至るするという大回りルートをとるとは、さすがメディチ家。 |
EN 2011 |
ペドロ・ルイモンテ(1565-1627): 「スペインのパルナッスス」(1614)から 輝く月(ビリャンシコ)/誰があえて離れようか(マドリガル) 見たことがあるか(マドリガル)/お母さん、私のお母さん(ビリャンシコ) 羊の皮(ビリャンシコ)/不幸な羊飼い(マドリガル) 私の心は悲しむ(マドリガル)/眠りたいのに眠れない(ビリャンシコ) 衰えた時(マドリガル)/スペインの果ての海辺で(マドリガル) 幸運を隠すのは悪いこと(ビリャンシコ)
ムジカ・フィクタ 録音:2004年8月、パレンシア県コスエロス・デ・オヘダ、サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会 ルイモンテはスペインのサラゴサ生まれの作曲家で、ブリュッセルで宮廷音楽家として活躍したこともあります。 |
EN 2013 |
トリノの歌集 セルバンテスの時代のビリャンシコ、カンシオネロとロマンセ 橋を渡って、フアナ/美しい羊飼い娘/ああ、むだになったわが思い お母さん、私のお母さん/去れ、愛よ/面倒を起こす人/不運な淑女 泣くな、新婦よ/神の炎/ああ、つらい孤独/紫のすみれに/さらば、希望よ あなたはどこに、わが貴婦人よ/あなたの美しい瞳に手が届かない 思いよ、語れ/夜に飛ぶハイタカ/跳びはねて踊れ/舞曲集
ムジカ・フィクタ
録音:2005年2月、マドリッド県ビリャヌエバ・デル・パルディリョ、 トリノ図書館所蔵の写本に収められた、「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の時代のスペイン音楽を集めたアルバム。作曲者はすべて不詳です。当時のスペイン音楽はトリノの他、ローマ、ポルトガルのリスボンやコインブラ、ドイツのミュンヘン、スウェーデンのウプサラ等で作られた写本にも数多く収められています。さながらドン・キホーテにように、スペイン音楽も旅をしていたのでしょうか。 |
EN 2014 |
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):ビリャネスカ集 I 「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から われらに与え得るすべてのものを/神の御子は愛により傷つき 入って行こう/導きの星/私はあなたと悲しみをともにしなければ 私は過ちにより落ちぶれ/神聖にして恵まれたるパン 天からの何という恵み!/何を切望するのか?/誤ってはならない 寒くて泣いている子供/今日、ヨゼフよ/聖母を見た羊飼いよ お前の過ちをわかっているか?/おお、なんというごちそう! 主への愛で/神にあずかる前に/私は何を差し上げるべきか? 主よ 緑萌え花咲く牧場
ムジカ・フィクタ 録音:2005年7月、マラガ県ベナラウリア、サント・ドミンゴ・デ・グスマン教会 スペイン・ルネサンスの大作曲家ゲレロがヴェネツィアで出版したスペイン語の曲集。カンシオンは16世紀スペインにおける宮廷風歌曲、ビリャネスカは16世紀に流行したナポリ起源のヴィラネッラ(田舎歌)のスペイン語版。優雅さと素朴さが入り混じった魅力的な曲集であり、演奏の雰囲気もそのとおりとなっています。 |
EN 2015 |
サンス、ムルシア:バロック・ギターのための舞曲集 サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1737頃):ラ・コスタのハカラ ガスパル・サンス(1640-1710):カナリオ サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリシアのフォリア/騎士/クンベエス ラファエル・ボナビタ:ハカラ(ガスパル・サンスへのオマージュ) サンティアゴ・デ・ムルシア: バイラッド・カラコレス[Baylad Caracoles]/愛/サランベケ ガリャルダ/ビリャノ ガスパル・サンス:マリサパロ サンティアゴ・デ・ムルシア: 不可能なこと/タランテラ/ホタ/マリオナ/フスタンベルグ[Fustamberg] ラファエル・ボナビタ(バロック・ギター)
録音:2005年9月、マドリッド アントネッロのゲスト等で日本でもおなじみのボナビタ。「禁断のバロック音楽逍遥」と題された彼自身による解説文の日本語訳がブックレットに記載されています。 |
EN 2016 |
アロンソ・ロボ:2つのミサ フランシスコ・ゲレロ(1528-1599): 天の王国はかくの如し[天国のたとえ話;Simile est regnum caelorum] アロンソ・ロボ(1555-1617):ミサ「天の王国はかくの如し」 フランシスコ・ゲレロ: ペテロよ、われは汝のために祈りたり[Petre Ego pro rogavi] アロンソ・ロボ: ミサ「ペテロよ、われは汝のために祈りたり」 われは生きたるゆえ、と主は言いたもう[Vivo ego, dicit Dominus]
ムジカ・フィクタ 録音:2006年7月、スペイン、マラガ県ベナラウリア、聖ドミンゴ・デ・グスマン教会 |
EN 2017 |
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1861-1767): アルトのためのカンタータ集 「音楽による礼拝」(1725/1726)から 第42番「退け、罪よ」TWV1:1538 第58番「幸福なる時」TWV1:118 第18番「エドムより来たるこの者は誰か」TWV1:1584 第33番「萎えたる魂の清めに励め」TWV1:448 第50番「聖霊の力が」TWV1:363 第25番「われらの魂の羊飼いにして監督」TWV1:804b 第9番「天より降り来たりし愛」TWV1:1044
マルタ・インファンテ(アルト)
録音:2006年6月、スペイン、ソリア県キンタナス・ルビアス・デ・アリバ、 |
EN 2018 |
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):ビリャネスカ集 II 「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から Zagales, sin seso vengo / Alresplandor d'una estrella / La Gracia y los ojos bellos / Tan largo a sido / Mi ofensa's grande / Dezidme fuente clara / De dónde viens Pascual? (Mi fe, vengo Belén) / Ojos claros, serenos / O dulce y gran contento / Hombres, victoria! / En tanto que es rosa / O celestial medicina! / O Virgen, quando's miro / Pluguiera a Dios / Los Reyes siguen la'strella / O venturoso día! / La luz de vuestros ojos / Hud, huyd / Estraña muestra d'amar / Apuestan zagales dos
ムジカ・フィクタ 録音:2006年8月、スペイン、マラガ県ロンダ、跣足カルメル会旧修道院 |
EN 2019 |
ムジカ・モデルナ 17世紀イタリアのテオルボ音楽 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃): チャッコーナ[シャコンヌ]/ロマネスカ/ガリアルダ第4番 ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580/81-1649): 粗野なソナタと学識あるコッレンテ アレッサンドロ・ピッチニーニ:コッレンテ第10番−第6番 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651): トッカータ 12/トッカータ・アルペッジャータ/カプスベルガーのテノール ベッレロフォンテ・カスタルディ:怒りっぽいコッレンテ アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第12番 ベッレロフォンテ・カスタルディ:心をくすぐるパセッジョ アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第5番 ベッレロフォンテ・カスタルディ:粗野なソナタ ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー: パッサカリア/カナリオ/スフェッライーナ 不詳:無題 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:ベルガマスカ ラファエル・ボナビタ(テオルボ) 録音:2006年9月、マドリード 既存のリュート音楽に対して革新的で、ときに破壊的とまで評された17世紀前半のイタリアのテオルボ音楽(テオルボは低音開放弦を増強した長型リュート)。ラファエル・ボナビタはブックレットに「17世紀のエレクトリックギター」と題した解説文を寄せ、演奏とともに「尖ったリュート音楽」を紹介しています。 |
EN 2020 |
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90頃-1657):ダフネ 「笛の楽園」 美しい羊飼い娘フィリス(*)/鐘は鳴り響き/美しき娘ダフネ 気狂いシメン/エセックス伯のガイヤルド(ジョン・ダウランド原曲) 愛しのシラー/麗しのアマリッリ(ジュリオ・カッチーニ原曲) 道化師/ファンタジア/ファンタジアとエコー 涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランド原曲「流れよ、わが涙」)/戦争 イギリスのナイチンゲール/ファンタジア/許しておくれ/詩篇9/前奏曲 クラント「愛しい人よ、なぜ君はそんなにおとなしいのか?」 (ジョン・ダウランド原曲「おお、今こそ別れねばならない」)(*)
アントネッロ 録音:2003年1月、相模湖交流センター・ホール アルケミスタ・レコーズから発売されている国内盤と同音源(曲順のみ異なります)。 |
EN 2021 |
愛の歌をハープに合わせて カタルーニャ、マヨルカとバレンシアの写本による神の愛と人の歌の歌 [神の愛の歌] ジョゼフ・ガンス(1654-1713):Venid mortales / Hoy muestra con gracia 不詳:Morenas, gitanas / Mis suspiros / Alerta zagales / Oid, troncos セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Vuele, vuele veloz [神の愛の歌] フアン・デ・ナバス(1647-1709):En este arpon tirado フランシスコ・バリュス(1665-1747):Ausente de tus ojos 不詳:Pieza para arpa / Aves que habitais los aires Duerme, descansa, sosiega / Al aire se entregue / Muy fina Marica Ay, que cansera / Suave pensamiento / Dos aspides / No hay mas Flandes
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ) 録音:2006年9月、スペイン、ルゴ県ポンベイロ、聖ビセンテ教会 |
EN 2022 |
ビウエラのコンパスで ラファエル・ボナビタ: 聖ヨハネの朝(ピサドル原曲)/即興によるファンタジア ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560): ファンタジア第4旋法/牛の見張り ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561):イタリアのパヴァーヌ アロンソ・ムダラ(1500頃-1580): クラロス伯爵−不詳(イングランド):クラロス伯爵 ルイス・デ・ナルバエス:リカフォルテの憂鬱 アロンソ・ムダラ:ルドヴィコ ミゲル・デ・フエンリャナ(1535-1578):モラレスのデュオ ルイス・デ・ナルバエス:クラロス伯爵 アロンソ・ムダラ:パヴァーヌ−ガイヤルド ルイス・デ・ミラン:様々な旋法によるファンタジア/別のパヴァーヌ ナルバエス:対位法のバス クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562)/ ミゲル・デ・フエンリャナ:花咲く齢に生きるかぎり ジョスカン・デプレ/ナルバエス:皇帝の歌 エンリケス・デ・バルデラバノ(1500-1556):ソネット ラファエル・ボナビタ:私の歌(ボーナス・トラック) ラファエル・ボナビタ(ビウエラ) 録音:2007年11月、マドリード |
EN 2023 |
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):ビリャネスカ集 Vol.3 「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から Dios los estremos condena / La tierra s'esta gozando / Vana speranca / Adios, verde ribera / Alma, mirad vuestro Dios / Dexo del mundo / Quiere Dios que le ofrezcamos / Alma, si sabes d'amor / Prado ameno, gracioso / Virgen Santa / Claros y hermosos ojos / Esclarecida madre / ! O grandes pazes ! / Juycios sobre una estrella / Sanctissima Maria / ! O que nueva ! / Si del jardin del cielo / que plazer! / Dios inmortal / Pastores, si nos quereis / Acaba de matarme / Oyd, oyd una cosa
ムジカ・フィクタ 録音:2007年8月、マラガ県ロンダ(スペイン)、跣足カルメル会旧修道院 |
EN 2024 |
ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752): テノールのためのカンタータとリコーダー・ソナタ集 カンタータ第1番「美しいマイラの瞳の中で愛の神が眉をひそめる」(*) リコーダーと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調 オルガンのためのヴォランタリー第2番ハ長調 カンタータ第5番「コリドン」(*) リコーダーと通奏低音のためのソナタ第4番ヘ長調 オルガンのためのヴォランタリー第14番/同第9番 カンタータ第2番「クレオーラ」(*) オルガンのためのヴォランタリー第11番/同第1番 リコーダーと通奏低音のためのソナタ第5番変ロ長調 カンタータ第3番「愛の神に穏やかな熱情があったとき」(*) オルガンのためのヴォランタリー第12番
フェリクス・リーント(テノール(*)) 録音:2006年9月、ベートベルク教会(ドイツ) 英国で活躍し「乞食オペラ」で知られるドイツ人作曲家ペープシュ。英語カンタータを歌うフェリクス・リーント(1970-)とリコーダー&指揮のムリエル・ロハート・リーント(1971-)の夫妻は共にスイスのバーゼル生まれ。 |
EN 2025 |
セルマ アントネッロ バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580/1590-1638): バレット/カンツォン第1番 サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1737頃):パロテアド バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ: カンツォン第4番(カント・ソロ)/コッレンテ第3番 カンツォン第4番(2つのカント)/野山は花のにぎわい(バスとソプラノ) 2声のカンツォン/カンツォン第3番(カント・ソロ) 野山は花のにぎわい(バス・ソロ)/パサカリェ(即興) カンツォン第2番/スザンナ・パッセジャータ ガリャルダ−コッレンテ第1番−コッレンテ/カンツォン第3番(2つのカント)
アントネッロ 録音:2008年8月、マドリード県グアダラマ バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデはスペインの修道士・ファゴット奏者・作曲家。ファゴットの名手としてオーストリアの大公レオポルトの宮廷に仕えた後(おそらく)ブレスラウ(現ポーランドのヴロツワフ)の司教カール・フェルディナントに仕え、現存する唯一の曲集「通奏低音と1つ、2つ、3つまたは4つの楽器によるカンツォン、ファンタジア、コッレンテ集第1巻」(1638年ヴェネツィア刊)を司教に献呈しました。濱田芳通率いるアントネッロはこの曲集から難易度の高いカント(ソプラノ)ソロ+バスやバス・ソロのための楽曲を敢えて選び、抜群のテクニックを披露しています。 |
EN 2026 |
ブラス・デ・ラセルナ:逆さまの世界 トナディリャ集 ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816): トナディリャ「もしもあなたが沈黙を守らないなら」(*) ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806): オペラ「ディアナの木」から シンフォニア ブラス・デ・ラセルナ:トナディリャ「ゴシップ記事」(*) ビセンテ・マルティン・イ・ソレル: オペラ「ぶっきらぼうな善人」から 序曲,第2番,第1幕フィナーレ ブラス・デ・ラセルナ:トナディリャ「逆さまの世界」(*)
エリカ・エスクリバ=アスタブルアガ(ソプラノ) 録音:2008年3月、バレンシア(スペイン)、アルフォンソ・エル・マグナニム・ホール ブラス・デ・ラセルナはトナディリャ(ここではスペイン語による世俗カンタータ的楽曲)で人気を得たスペインの作曲家。ラ・ディスペルシオーネは1999年に創設されたピリオド楽器オーケストラで、本拠地はバレンシア近郊のグアダスアル。 |
EN 2027 |
コンタリーニ・カンタータ集 チンティアの嘆き/あなたは代償を払うことになるだろう ミルテの木陰に身を横たえ/美しいが冷酷な口 そうだ、私は裏切られている/悲嘆に暮れて/おお、抑圧された心よ 空に多くの星はなく/フィリス、はっきりさせよう
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
録音:2008年7月14-16日、ルゴ県ポンベイロ(スペイン)、聖ビセンテ教会 イタリア、パドヴァ近郊ピアッツォーラ・スル・ブレンタのコンタリーニ邸に所蔵されていた写本(17世紀後半成立)に収められた作者不詳のカンタータ集。 |
EN 2028 |
チェトラの再発見 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 RV322 (「ラ・チェトラ」手稿譜 第8番;パブロ・ケイポ・デ・リャノ補筆完成)(*) フラウト・トラヴェルソ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト長調 RV438(+) チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調 RV419(#) リュート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93(**) 2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調 RV523(++) 4つのヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ロ短調 Op.3 No.10 RV580(##)
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン(*/**/++/##))
録音:2008年5月、アランフエス王宮劇場(スペイン) ヴィヴァルディは1727年にヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」がアムステルダムで出版された翌年、神聖ローマ皇帝カール6世にこの曲集の手稿譜を贈りました。実は手稿譜と出版譜の間にはかなりの差異が見られ、別の楽曲になっているものもあります。それらの残念なことに現在ウィーン国立図書館に所蔵されている手稿譜がヴァイオリン独奏パートを欠いているため、手稿譜のみに収められた楽曲のうち、類似の作品から再構成できなかった3曲(RV203、RV322、RV360)は「不完全」な作品としてヴィヴァルディの目録に載ることになってしまいました。そこでスペインの音楽学者パブロ・ケイポ・デ・リャノは入念な研究の末RV322を補筆完成、世界初録音(*)に至りました。ピリオド楽器アンサンブル、ロペラ・ストラヴァガンテ・ディ・ヴェネツィアはイタリアのヴェネツィアに本拠を置く団体と思われますが詳細は不明。各曲のソリストもすべてメンバーが務めています。 |
EN 2029 |
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):18のテネブレ・レスポンソリウム 聖週間の聖務日課集(1585)から [聖木曜日] 私の友は/商人ユダは/弟子の一人が/私は子羊のように/ひとときも 民の長老たちは [聖金曜日] まるで強盗に立ち向かうように/暗くなり/私の魂を/彼らは私を引き渡した 不敬な者はイエスを引き渡した/私の眼はかすんだ [聖土曜日] 羊飼いたちは去り/おお、あなたがたすべての者よ,見よ、その最期を 王たちは立ちあがった/私は見なされた/主が葬られた後
ムジカ・フィクタ 録音:2009年3月、マラガ県ロンダ(スペイン)、デスカルソス・ビエホス修道院 2011年の没後400年に向けて優れた新録音が次々登場しているビクトリア。ムジカ・フィクタはすでに当レーベルからビクトリアの「ミサ・ガウデアームス」(EN 2003、録音:2000年)、「6声のレクィエム」(EN 2006、録音:2002年)をリリースしていますが、歌唱メンバーはほとんど交替しています。 |
EN 2030 |
J・S・バッハ(1685-1750):リュート作品集 組曲ハ短調 BWV997/前奏曲 BWV999/フーガ BWV1000 前奏曲、フーガとアレグロ BWV998 シャコンヌ BWV1004(No.5)(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 より) 前奏曲 BWV1006a アリア BWV1068(No.2)(管弦楽組曲第3番 より)[ボーナス・トラック] ラファエル・ボナビタ(バロックリュート) 録音:2010年2月、リェイダ(スペイン) ウルグアイ出身、日本でもおなじみのリュート&ギター奏者ラファエル・ボナビタ(ボナヴィータ、ボナビータとも表記されてきましたが、弊社は今回から公式ウェブサイトでの表記に従います)による待望のバッハ。BWV1000は原曲である「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 No.2」を基にボナビタ自らリアライゼーション。また彼はバッハが「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 No.1」を BWV1006aに編曲した際の手法を参考に「シャコンヌ」を編曲し絶品に仕上げています。明記されてはいませんがおそらくボナビタ自身の編曲と思われるボーナス・トラックの「アリア」もこれまた絶品。全体にどこか微妙な揺らぎとラテン的情熱を感じさせるアルバムです。 |
EN 2031 |
アントニオ・マルティン・イ・コル(1671頃-1734)編纂:オルガン&器楽曲集 Improvise / Canzion / Los impossibles (*)/ Bailete italiano / Xácara Monica Forsata / Obra de medio registro de mano izquierda (*) Canzion II / Canarios / Danza del hacha / Quando podré lograrte El villano / Otro género de Canarios / Obra de cuarto tono (*) Entrada de clarines, antes de tocar canziones / Canzion italiana Canzion catalana / Canzion francesa / Canzion veneciana Canzion alemana / Obra de medio registro de mano derecha (*) Discurso con ecos / Marizápalos / El ra, ta, ta / Bailo di dame Las Folias / Bailo di dame / Pasacalle (*)/ Obra de falsas cromáticas (*) Canzion III / Los impossibles / Vacas (*)/ Ruede la bola / Un aire alegre Batalla (*)/ Bayle del Gran Duque
イグナジ・ジュルダ(オルガン(独奏:*)) 録音:2010年12月、モンテサ(スペイン、バレンシア県)、被昇天教会 アントニオ・マルティン・イ・コルはマドリードのサンフランシスコ・エル・グランデ修道院で晩年を過ごした修道士・オルガニスト・作曲家・楽譜収集編纂家。 |
EN 2032 |
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):多様性 鍵盤楽器のための作品集 トッカータ II FbWV102 パルティータ FbWV620 来るべき私の死についての瞑想/クラント/サラバンド/ジグ ブランシュローシュ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー FbWV632 リチェルカーレ IV FbWV404(*) トッカータ V、聖体奉挙のための FbWV105(*) カプリッチョ VI FbWV506 パルティータ FbWV615; アルマンド/ジグ/クラント/サラバンド ファンタジア II FbWV202(*)/トッカータIII FbWV103 皇帝フェルディナント3世陛下の悲しい死に寄せる哀歌 FbWV633 アレハンドロ・カサル(チェンバロ(無印)、オルガン(*)) 録音:2010年2月、11月、コルドバ(スペイン)、スプートニク・スタジオ、聖イポリト教会 スペインのセビリャに生まれ、トニー・ミラン、ヤン・ウィレム・ヤンセン、ジャック・オッホ他に師事したチェンバロ&オルガン奏者、アレハンドロ・カサルのデビューCD。 |
EN 2033 |
パブロ・ケイポ・デ・リャノ(1971-):25の4声フーガ
アンサンブル・フィザルキ・ディ・フィレンツェ
録音:2011年11月14-16日、マッドカウ・スタジオ、リナーリ、 パブロ・ケイポ・デ・リャノはスペインのビルバオに生まれた作曲家。独学でネオ・バロック様式を習得し、ヴィヴァルディの作品の復元・校訂・編曲も数多く手がけていることで知られています。「25の4声フーガ」は弦とアコーディオンというユニークな編成で書かれたネオ・バロック様式の作品。当レーベルから古楽以外のCDが発売されるのはこれが初めてです。 |
EN 2034 |
揺れる 恋愛と信心と道徳を語る12世紀ルネサンスのラテン語歌曲集 不詳:Magno gaudens gaudio(ケンブリッジ写本) ゴーティエ・ド・シャティヨン:Ecce torpet probitas(ケンブリッジ写本) 不詳:Preconia virginis laudum - Novum festum celebremus - In natali summi regis(パリ国立博物館蔵写本) 不詳:Lilium floruit(パリ国立博物館蔵写本) 不詳:O admirabile Veneris(モンテ・カッシーノ写本) フェリペ・エル・カンシリェル:Dum medium silentium(フィレンツェ写本) ペドロ・デ・ブロイス:Olim sudor Herculis(ケンブリッジ写本) フェリペ・エル・カンシリェル:Veste nuptiali(フィレンツェ写本) 不詳:Fas et nefas ambulant(ミュンヘン国立博物館蔵写本) ペドロ・デ・ブロイス:Vacillantis trutine libramine(ケンブリッジ写本) 不詳:Ecce tempus gaudii(フィレンツェ写本) フェリペ・エル・カンシリェル:Veritas veritatum(フィレンツェ写本) フェリペ・エル・カンシリェル:Luto carens(フィレンツェ写本)
マジステル・ペトルス 録音:2011年8-9月、Casa Refugi el Boixar、El Boixar、バレンシア、スペイン ロマネスク期からゴシック期のヨーロッパ音楽を専門とするスペインのアンサンブル、マジステル・ペトルスのデビューCD。 |
EN 2035 |
ナポリのリコーダー? ロベルト・ヴァレンティーニ(1674頃-1735):リコーダー協奏曲変ロ長調 レオナルド・レーオ(1694-1744):トッカータ第2&3番 フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):リコーダー協奏曲第18番ヘ長調 ニコラ・マッテイス(1650頃-1714頃):ファンタジア フィランチェスコ・バルベッラ(1692-1733):リコーダー協奏曲第4番ハ長調 ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):前奏曲、クラント、サラバンドとジグ ニコラ・フィオレンツァ(1700頃-1764):リコーダー協奏曲イ短調 ジョヴァンニ・ザンボーニ(1674頃-1718?):アルマンド/ガヴォット ドメニコ・サッリ(1679-1744):リコーダー協奏曲第11番イ短調
ダビド・アンティク(リコーダー) 録音:2012年7月17-19日、9月7日、聖マリア教会、レケナ、バレンシア県、スペイン ダビド・アンティクはスペイン・バレンシア出身のリコーダー奏者。カペリャ・デ・ミニストレルス(レーベル:Licanus)、アルモニア・デル・パルナス(レーベル:IVM, La Ma de Guido, Tempus)、ラ・ディスペルシオーネ(レーベル:Enchiriadis)のメンバーとして活躍しています。ラ・ディスペルシオーネは1999年創設されたバレンシアに本拠を置くピリオド楽器アンサンブル。 |
EN 2036 |
パブロ・ケイポ・デ・リャノ(1971-):協奏曲集 ウリッセのフーガ ホ短調(弦楽とと通奏低音のための) 弦楽とと通奏低音のためのシンフォニア イ短調「ディオニュソス」Op.3 No.2 2つのヴァイオリン、弦楽とと通奏低音のための協奏曲ニ短調 「モプソの旅」Op.2 No.6 2つのヴァイオリン、弦楽とと通奏低音のためのソナタハ短調・ハ長調 「天国の門」Op.2 No.4b ヴァイオリン、弦楽とと通奏低音のための協奏曲ニ長調「ゼフィロの帰還」 ヘルクレスのフーガ ト短調(弦楽とと通奏低音のための) 2つのヴァイオリン、弦楽とと通奏低音のための協奏曲イ短調 Op.2 No.2 弦楽とと通奏低音のためのシンフォニア「シジフォス」Op.3 No.1 アンサンブル・グイダントゥス 録音:2012年8月28-31日、海軍士官クラブ「ヴィットーリオ・ヴェネト」、ラ・スペツィア、リグーリア州、イタリア パブロ・ケイポ・デ・リャノはスペインのビルバオに生まれた作曲家。独学でネオ・バロック様式を習得し、ヴィヴァルディの作品の復元・校訂・編曲も数多く手がけていることで知られています。当盤は「25の4声フーガ」(EN 2033)に続くネオ・バロック様式の作品集。アンサンブル・グイダントゥスは1995年に創設された、楽曲に合わせてピリオド奏法を行うイタリアのモダーン楽器室内アンサンブル。 |
EN 2037 |
旅する音楽 3つの文化 セファルディム伝承曲:ニムロド王が アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集:から 第156番 不詳(コロンビーナの歌集 から):プロピニャン アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集:から 第181番 セファルディム伝承曲/ラウル・マリャビバレナ編曲:ばらの花開く ラウル・マリャビバレナ(1970-):ジリアブ ディエゴ・ピサドル(1509/1510?-1557以後):聖フアン祭の朝 ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560)/ ラウル・マリャビバレナ編曲:牛の見張り 即興演奏(ラウル・マリャビバレナ):リク独奏 不詳(18世紀):至高のマリア アントニオ・デ・リベラ:Por unos puertos arriba 即興演奏(ラウル・マリャビバレナ):ベンディル独奏 セファルディム伝承曲/ラウル・マリャビバレナ編曲: おやすみ、おやすみ/Poco le das la mi consuegra フアン・アラニェス(?-1649):チャコナ[シャコンヌ]
ロシオ・デ・フルトス(ソプラノ) 録音:2011年8月、マドリード、スペイン イベリア半島における3つの宗教文化、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教に関わる音楽をテーマとしたアルバム。ムジカ・フィクタの主宰ラウル・マリャビバレナが作曲・編曲・演奏で大活躍。収録時間は40分ほどで、低めの価格設定となっております。 |
EN 2038 |
テレマン(1681-1767):テノールのためのカンタータ&リコーダー・ソナタ集 「音楽による礼拝」[Der Harmonische Gottesdienst] から カンタータ第45番「探し出せ、おお、気高き魂よ」 [Durchsuche dich, o stolzer Geist] TWV1:399 リコーダー、ナチュラルホルンと通奏低音のための3声の協奏曲ヘ長調 TWV42:F14 から 第1楽章,第2楽章 「音楽による礼拝」から カンタータ第17番「汝は呪われたり」[Du bist verflucht] TWV1:358 「忠実な音楽の師」(1728)から リコーダーと通奏低音のためのソナタ第2番変ロ長調 TWV41:B3 「音楽による礼拝」から カンタータ第28番「汝の死は生とならん」 [Deine Toten werden leben] TWV1:213 「音楽の練習帳」から リコーダーと通奏低音のためのソナタニ短調 TWV41:d4 「音楽による礼拝」から カンタータ第13番「魂よ、見分けることを学べ」 [Seele, lerne dich erkennen] TWV1:1258 リコーダー、ナチュラルホルンと通奏低音のための3声の協奏曲ヘ長調 TWV42:F14 から 第3楽章
フェリクス・リーント(テノール) 録音:2012年7月、聖ユルザン組合教会、ジュラ、スイス フェリクス・リーントはスペイン人を母に持つスイスのテノール。ミュリエル・ロシャ=リーントはフランス系スイスのリコーダー奏者で、2000年にラ・テンペスタ・バーゼルを創設。二人は夫婦です。 |
輸入・発売:サラバンド
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