IVM(バレンシア音楽学会) | |
スペイン、バレンシア自治州政府の公的機関であるバレンシア音楽協会が制作するレーベル。 |
PMV 001 |
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806): 「珍事」(弦楽四重奏版)
マヌエル・カナレス弦楽四重奏団 録音:2003年1月10-13日、マドリッド県グァダラマ、ラ・トレ文化ホール バレンシアに生まれ、スペイン、イタリア、ウィーン、ロシア、ロンドン等で活躍しペテルブルクに没した作曲家マルティン・イ・ソレールの代表作であるオペラ「珍事」(1788年ウィーン刊)。弦楽四重奏曲版の編曲者は確定されていませんが、作曲者がウィーン滞在中に出版されているため、彼自身の手による可能性が高いとされています。 |
PMV 002 |
ビセント・アセンシオ(1908-1979):ピアノ曲&歌曲集 [ピアノ曲] エルチェの聖母への前奏曲(1940)/子守歌(1945)/サパテアド(1945) オマージュ組曲;マヌエル・デ・ファリャへの悲歌(1946), ソナティナ(1946),浮気妻のタンゴ(1950) 浮気妻の踊り(1950)/おどけた朝の踊り(1956)/バレンシア舞曲集(1960) [歌曲](*) 公現祭[ベツレヘムの道](1934)/騎士(1949)/私は絶望している(1966) たずねられた男の子(1958)/朝の歌(1968)/歌(1948) 挽き臼を回せ(1968)
バルトロメウ・ジャウメ(ピアノ) 録音:2000年、2005年10月、バレンシア県トレント、ラウディトリ[L'Auditori] バレンシアに生まれたビセント・アセンシオはバルセロナのグラナドス・アカデミーでピアノをフランク・マーシャルに、作曲をエンリク・モレラに師事。音楽教育者、音楽教育理論家としても活躍しました。 |
PMV 003 |
チャピ、パラウ、アセンシオ:弦楽四重奏曲集 ルペルト・チャピ(1851-1909):弦楽四重奏曲第2番(1904) マヌエル・パラウ(1893-1967):民謡様式の四重奏曲(1928) ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):五人組のための四重奏曲(1931-1932)
カナレス四重奏団 録音:2005年11月4-10日、テルエル県アルバラシン(スペイン)、聖マリア教会ホール |
PMV 004 |
天使の歌 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から Ben Pode, Santa Maria(第189番;竜とバレンシアの男のカンティガ) En quantas guisas os saeus acorrer(339番;アリカンテのカンティガ) 聖母被昇天の神秘劇(13-14世紀)から Stella Maris Fulgentis ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(活躍:1147-1170):Misterios Asuncionistas エルス(エルチェ)の聖母被昇天の神秘劇(15-16世紀)から Ai, triste vida corporal(Llanto de Maria) モンセラートの朱い本(14-15世紀): Cuncti simus concanentes: Ave Maria/Polorum Regina バレンシアの聖クララ会修道院の合唱歌集 から Gaude, flori virginali シビラの歌(15世紀): Iudicii signum(アラゴンのドン・マルティン1世(在位:1396-1410)の祈祷文)
カペリャ・デ・ミニストレルス
録音:2006年5月16-17、19日、バレンシア(スペイン)、 リカヌス・レーベルでおなじみのカペリャ・デ・ミニストレルスが登場。スペインの地中海沿岸地方(カタルーニャ、バレンシア、ムルシア)に関係のある音楽が集められています。 |
PMV 005 |
フランシスコ・クエスタ(1890-1921):ピアノ作品集&3つの歌曲 前奏曲/バレンシアの歌/バレンシア舞曲イ長調/同ト長調 オリエンタル舞曲/子供の情景/擲弾兵/5つの前奏曲 ガヴォット/スペイン奇想曲/セレナード エル・ココ(子供をさらう妖怪)(*)/詩的モチーフ(*)/戻る恋人の歌(*)
マルタ・マテウ(ソプラノ(*)) 録音:2006年7月10日、2007年7月5日、トレント(スペイン)、ラウディトリ 夭折したバレンシア・ナショナリズムの作曲家クエスタの作品。 |
PMV 006 |
ビセント・ガルセス(1906-1984):バレンシアの5つの歌 作品選集 バレンシアの5つの歌(ソプラノと管弦楽のための)(*) バレエ「マリナダ」からの舞曲集(ピアノのための)(+) ルイス・ミランに捧げる組曲(ピアノのための)(+) 歌と舞曲(ギターのための)(#) カンティガ(合唱のための)(**)/合唱の祭壇画(**) 田園詩集(ソプラノとピアノのための)(++)
エリカ・エスクリバ・アスタブルアガ(ソプラノ(*/++))
録音:2006年6月23-25日2007年6月4-6日、リリア(スペイン)、 寡作の人、バレンシアの作曲家ガルセスの作品。 |
PMV 007 |
世紀末 20世紀末、スペイン王政復古期のバレンシアのサロン・ピアノ音楽 ロベルト・セグラ(1849-1902): マズルカ風/アラベスク第1番/サロン・マズルカ第1番/魂の嘆き(奇想曲) ホセ・エスピ(1849-1905):ポルカ/勇敢な男(大ワルツ)/恥ずかしがりな女 ルペルト・チャピ(1851-1909): アルバムの綴り/トルバドゥールの行進/ポルカ/黄金伝説/サラバンド アマシオ・アモロス(1854-1926):マズルカ ト長調/同変二長調/同ニ短調 ビセンテ・ペイドロ(1861-1938): 練習曲第2番/同第3番/同第7番/同第10番/奇想曲 ミゲル・アルバレス=アルグド(ピアノ)
録音:2007年6月15-17日、ジロナ県ジャフレ・デ・テ(スペイン)、 国王アルフォンソ12世(1857-1885)による王政復古(1875)以降、スペインの国情が比較的安定していた時期のピアノ音楽。 |
PMV 008 |
ホセ・プラダス・ガリェン(1689-1757):地は苦しみ叫ぶ 教会音楽集 Dixit dominus Domino meo / Hoy a un galan embozado Convertimini ad me / In dedicatione templi La tierra llora afligida[地は苦しみ叫ぶ] Dilexi quoniam exaudiet / Miserere mei Deus(*) Memento Domine David / Regina caeli laetare
メルセデス・エルナンデス、マルタ・インファンテ(ソプラノ)
録音:2007年10月22-25日、聖テレサ修道院礼拝堂、ラバル・デ・ヘスス、トルトザ、 ホセ・プラダス・ガリェンはバレンシア大聖堂楽長を務め(1728-1757)、スペイン・バロック音楽の最も重要な作曲家の一人と見なされている人物。アルモニア・デル・パルナスはマリアン・ロサ・モンタグト(音楽学者・チェンバロ奏者・指揮者)により2003年にバレンシアで創設された古楽アンサンブル。(*)以外は初録音と表示されています。 |
PMV 009 |
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806)/ヨハン・ヴェント(1745-1801)編曲: オペラ「ディアナの木」によるハルモニームジーク エルス・ソナドルス 録音:2007年12月4-8日、聖マリア教会コンサートホール、アルバラシン、スペイン スペイン、バレンシア出身の作曲家マルティン・イ・ソレルのオペラ・ブッファの代表作を、ボヘミア出身でウィーンで活躍したオーボエ奏者・作曲家ヴェントが管楽8パート(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2)とコントラバスのために抜粋編曲した版を演奏。エルス・ソナドルスはおそらくバレンシア地方に本拠を置くスペインのピリオド楽器アンサンブル。 |
PMV 010 |
マヌエル・パラウ(1893-1967): レバンテ協奏曲(ギターと管弦楽のための;1947)(*) 劇的協奏曲(ピアノと管弦楽のための;1946/1954頃改訂)(+)
ラファエル・セリャレト(ギター(*))
録音:2007年7月18日、ライヴ、アリカンテ大学講堂、スペイン(*) マヌエル・パラウはバレンシア音楽院長を務めた作曲家。パリ音楽院でシャルル・ケクランに師事し、ラヴェルからも助言て印象派的な作風も獲得していました。「レバンテ」はスペインのバレンシア、アリカンテ地方を指す言葉です。 |
ACTUAL 001 |
ラファエル・ミラ(1951-):DISTANCIAS 室内楽作品集 ミクヴァ[Mikvah](組曲;1996)(*)/藍、赤と紫(1995) 瞑想(1993)/距離(1992)/バブルズ・レイン[Bubbles rain](1992)
イチャロ・メンチャカ(メゾソプラノ(*))
録音:2003年1月10-11日、6月2、12日、12月11、14-15日、 ラファエル・ミラは建築家として活動しながらバレンシアとパリで音楽を学んだ作曲家で、作風はラジカリズムのブームとその衰退を示す代表的なものとされています。 |
ACTUAL 002 |
セサル・カノ(1960-): 跡(2002);ありえないオーロラの跡,身体の跡,終わりなきゲームの跡 天使について(2002); 失われた楽園,死んだ天使たち,大急ぎの天使たち,謎の天使
マヌエル・ガルドゥフ(指揮) 録音:2002年4月5日、2003年4月28日 バレンシアに生まれたセサル・カノはバレンシア音楽院でピアノと作曲を学び、さらにマヌエル・ガルドゥフに指揮法を師事、以来、作曲と指揮の両面で活躍し、1988年にはバレンシア市のレコンキスタ750年記念作品を委嘱されました。当盤では恩師ガルドゥフが指揮棒をとっています。 |
ACTUAL 003 |
リカルド・クリメン(1965-): 抑えられた音[Sons Étouffés](2004)(*) 3つのシンメトリー(2004)(+) 最後のカストラート(テープ作品;2004)(#) デジャヴ 88(2001)(**)
マヌエル・ガルドゥフ(指揮(*/+))
録音:2004年7月23日(*)、2004年4月16日(+)、2001年5月4日(**)、ライヴ バレンシアに生まれたリカルド・クリメンは1997年に英国北アイルランドのベルファストに移住し、現在同地のソニック・アーツ・リサーチ・センターで音楽テクノロジーの研究者兼講師を務めています。 |
ACTUAL 004 (2CD) |
管楽五重奏のための音楽 アマンド・ブランケル(1935-2005): 五重奏曲変ホ長調(1951)/主題と変奏(1959) ルイス・ブラネス(1929-):管楽五重奏曲(1979) フランシスコ・ヤセル・プラ(1918-2002):礼拝 II Op.38(1981) ホセ・アントニオ・オルス(1955-):Lenas(1996) エンリケ・サンス・ブルゲテ(1957-):終わりなき円柱(1996) セサル・カノ(1960-):管楽五重奏曲(2004) ラファエル・ミラ(1951-):オユクの飛行(2005)
クエスタ五重奏団 録音:2005年1、2、7月、バレンシア専門音楽院 クエスタ五重奏団は1981年、バレンシア音楽院の卒業生によって結成されました。 |
ACTUAL 005 |
アンドレス・バレロ=カステイス(1973): 交響曲第3番「沈黙の疫病」(+)/ペガサス(*)/銀のファンファーレ(+)
オットー・ザウター(トランペット(*)) 録音:2006年4月21日(*)、7月23-25日(+) |
PMV ACTUAL 006 |
新しい道 バレンシアの若手作曲家の打楽器作品集 ホアキン・ランビエス:Corimbo (música para cuencos [music for bowls]) アンドレス・バレロ=カステリュス(1973-): Tocata, Interludío y Tocatina [Toccata, Interlude & Toccatina] オスカル・コロミナ(1977-):Une poupée en flammes [A doll in flames] リカルド・クリメント:Acute ボロ・ガルシア(1970-):No hi ha camí... [There is no road]
コンタクテ(打楽器グループ) 録音:2007年8月20-25日、9月15日、リリア専門音楽院、バレンシア、スペイン |
PMV ACTUAL 007 |
ミゲル・ガルベス=タロンチェル(1974-): ヴァイオリン協奏曲「生ける愛の炎」(*) 管弦楽のための協奏曲(+) バスクラリネット協奏曲(#)
アーヴィン・アルデッティ(ヴァイオリン(*))
録音:2008年3月26-28日、ビラ・ホヨサ劇場ホール、アリカンテ県、スペイン(*) ミゲル・ガルベス=タロンチェルはバレンシアに生まれウィーンで学んだスペインの作曲家。2007年から2008年までバレンシア自治州立青年管弦楽団のレジデント・コンポーザーを務めました。 |
輸入・発売:サラバンド
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