ACADEMIA DE MUSICA DE SANTA CECILIA DE LISBOA リスボン・サンタ・セシリア音楽アカデミー |
AMSC 01 |
南欧のブクステフーデ ファロ大聖堂のオルガン
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
わが愛する神に BuxWV179/前奏曲ト短調 BuxWV163
カンツォネッタ ト長調 BuxWV172/トッカータ ト長調 BuxWV165
天におられるわれらの神 BuxWV207/トッカータ ト長調 BuxWV164
カンツォーナ ハ長調 BuxWV166/前奏曲ト長調 BuxWV162
フーガ ロ長調 BuxWV176/イエス・キリスト、われらの救い主 BuxWV198
フーガ ハ長調 BuxWV174/暁の星の何と美しいことか BuxWV223
今こそ主をたたえよ、わが魂よ BuxWV212
今こそ主をたたえよ、わが魂よ(1,2,3)BuxWV213(ヘ長調に移調して演奏)
ルイ・パイヴァ(オルガン)
録音:2007年7月2-5日、ファロ大聖堂、ファロ、ポルトガル
使用楽器:1710-1720年、ハンス・ハインリヒ・クーレンカンプ製
(2007年、ディナルテ・マシャド修復完了)
ポルトガル南部の港湾都市ファロ。その大聖堂のオルガンの修復完了に合わせて制作されたCD。なぜ南欧ファロのオルガンでブクステフーデなのか?それは、オルガン製作者であるハンス・ハインリヒ・クーレンカンプが北ドイツの偉大なオルガン製作家アルプ・シュニトガー(1648-1719)の弟子であり、また、修復が完了した2007年が北ドイツのリューベックで活躍しシュニトガーのオルガンをたいへん気にっていたブクステフーデの没後300年に当たっていたからとのことです。
ルイ・パイヴァ(1961年生まれ)はリスボン高等技術学校電気工学を修了、リスボン国立音楽院でジョアキム・シモンイス・ダ・オラにオルガンを、クレミルデ・ロザド・フェルナンデスに通奏低音を師事、さらにバルセロナ(スペイン)でモンセラ・トゥレンに、サラゴサ(スペイン)でホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオルに教えを受けたポルトガルのオルガンおよびチェンバロ奏者。1989年から2011年までリスボン国立音楽院教授、2014年現在リスボン・サンタ・セシリア音楽アカデミー学長を務めています。 |
ARTEMAGICA アルテマジカ |
ARTEMAGICA 001 |
カルロス・パレデスへの歌
ルイザ・アマロ:カルロス・パレデスへの歌[Cançâo para Carlos Paredes]
カルロス・パレデス(1925-2004):
子守歌[Canto de Embalar]/根[Raíz]/宮廷舞曲[Dança Palaciana]
ルイザ・アマロ:吟遊詩人[Um Jogral]
アフォンソ・コレイア/アルマンド・ロドリゲス:アルシペの歌[Cançâo de Alcype]
ルイザ・アマロ:イン・カント[In Canto]
カルロス・パレデス:人生を変える[Mudar de Vida]
ルイザ・アマロ:浮遊する夢想[Devaneios Flutuantes]
カルロス・パレデス:川の歌[Canto do Rio]
カルロス・パレデス:緑の年[Verdes Anos]−
ガーシュウィン(1898-1937):サマータイム
ルイザ・アマロ(ポルトガルギター)
ミゲル・カルヴァリニョ(クラシックギター)
録音:データ記載なし 発売:2004年
ポルトガルギターの巨匠カルロス・パレデスに捧げられたアルバム。収録時間約32分ですがフルプライスです。 |
ARTEMAGICA 002(3CD) 【入手困難】 |
マヌエル・カルドーゾ(1566-1650):
さまざまなモテット、聖週間聖務曲とその他の曲集(1648)
[待降節と四旬節]
われに注ぎたまえ/御身の力は
待降節と四旬節の主日のミサ
キリエ/クレド/サンクトゥス&ベネディクトゥス/アニュス・デイ
待降節第1主日に/待降節第2主日に/待降節第2主日に
待降節第4主日に/四旬節第7主日に/四旬節第6主日に
四旬節第5主日に/灰の水曜日に/四旬節第1主日に
四旬節第2主日に/四旬節第3主日に/そこにカナンの女が
われが与える水/誰も汝に罪を定めず/四旬節第4主日に
[受難]
受難の主日に/枝の主日に/されどわれらは誇るべし
市中で罪人となりし女/栄光、称賛/主よ、わが足を洗われるや
かくも大いなる/天使の糧/聖木曜日のレスポンソリウム I
聖木曜日のレクツィオ II/聖木曜日のレスポンソリウム II
聖木曜日のレクツィオ III/聖木曜日のレスポンソリウム III
聖木曜日のレクツィオ IV/われを憐れみたまえ、神よ
聖金曜日のレスポンソリウム I/聖金曜日のレスポンソリウム II
聖金曜日のレクツィオ III/聖金曜日のレスポンソリウム III
聖金曜日のレクツィオ IV/聖土曜日のレシポンソリウム I
聖土曜日のレクツィオ II
[死者のための典礼]
死者のための第1のレクツィオ/死者のための第7のレクツィオ
死者のためのミサ
イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ/レスポンソリウム
オフェルトリウム/サンクトゥス&ベネディクトゥス/アニュス・デイ
コムニオ
主よ、覚えることなかれ/死者のためのレスポンソリウム
ヴォーカル・アンサンブル
カタリナ・シルヴァ、イネス・ラメラ、イザベル・ノゲイラ、パトリシア・ソーザ(ソプラノ)
ジョアナ・アラウジョ、サンドラ・ペルペトゥオ(アルト) ジョアン・カンポ(男性アルト)
アントニオ・ドミンゲス、ティアゴ・オリヴェイラ、ヴァスコ・ネグレイロス(テノール)
フィリペ・テイシェイラ、モイゼス・フィレイタス、パウロ・ネト(バス)
ヴァスコ・ネグレイロス(指揮)
録音:2005年頃、ヴィスタ・アレグレ礼拝堂、ポルトガル
マヌエル・カルドーゾは彼の友人で支援者でもあった国王ジョアン4世(1604-1656)、ドゥアルテ・ロボ(1565頃-1646)と並ぶ、ポルトガルにおけるポリフォニー音楽の黄金時代を代表する作曲家。ビクトリア(1548-1611)と様式上の共通点が多いなど保守的な作風で知られますが、それは進歩的な作品が1755年のリスボン大地震により焼失したからでもあろうと推測されています。「さまざまなモテット、聖週間聖務曲とその他の曲集」はカルドーゾが死の2年前に自己の作品を集成して出版した曲集で、ジョアン4世に献呈されました。
ヴァスコ・ネグレイロスはブラジルとドイツで学んだ合唱指揮者で、1988年に「ヴォーカル・アンサンブル」(これが団体名)を創設。この3枚組が彼らのデビューCDです。 |
ARTVS アルトゥス
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ALTVS 003 |
ルイザ・アマロ:メディテラニオス
エジプタニア[Egiptânia] /浮遊する夢想[Devaneios Flutuantes]
さなぎ[Crisálida]/カリファ[Kalipha]/ルジタニアの音[Sons da Lusitânia]
吟遊詩人[Jogral]/メディテラニオス[Meditherranios](*)
モーロの女たち[Mouriscas]/セイレーンの庭[Jardim da Sereia]
ルイザ・アマロ(ポルトガルギター)
アントニオ・エウスタキオ(ギトラン)
ゴンサロ・ロペス(ソプラノクラリネット、バスクラリネット)
バルタザル・モリナ(打楽器)
マリオ・ラジニャ(ピアノ(*))
録音:データ記載なし 発売:2009年
ファドの伴奏楽器としてよく知られるポルトガルギターをメインとするオリジナル作品集。アルバム・タイトルから想像されるとおり、地中海ムード漂う音楽です。ルイザ・アマロはポルトガルでも珍しい女性ポルトガルギター奏者で作曲家。ギトラン(Guitolão)はジルベルト・グラシオ(1936-)が創作し2005年に発表したポルトガルギターを大型化したような楽器。ハードカヴァー・ブック仕様。 |
AVONDANO ENSEMBLE アヴォンダノ・アンサンブル |
AVONDANO 001(2CD) |
ジョアン・バプティスタ・アンドレ・アヴォンダノ(?-1800):
チェロと通奏低音のための4つのソナタと2つのチェロのための2つのデュエット
ソナタ第1番/ソナタ第2番/デュエット第1番
ソナタ第3番/ソナタ第4番/デュエット第2番
アヴォンダノ・アンサンブル
カトリーヌ・ストリンクス、ミゲル・ロシャ(チェロ)
アドリアノ・アギアル(コントラバス) ジョアン・パウロ・ジャネイロ(チェンバロ)
録音:2007年1、2月、古楽アカデミー、リスボン、ポルトガル
イタリア系ポルトガルの音楽一家に生まれた作曲家・チェロ奏者ジョアン・バプティスタ・アンドレ・アヴォンダノの現在確認できる作品のすべてである6曲を収録。貴重な録音であり解説も充実(もちろん英語訳有り)、装丁も良いので大いにお勧めしたいところなのですが、収録時間75分39秒(CD-1: 40'00"/CD-2: 35'39")で2枚組という構成で価格はフルプライス1枚半分、さらに技術水準的に現在のピリオド楽器演奏としてはやや物足りない(難曲ではあるのだと思いますが)という難点を抱えた商品でもあります。 |
CNM (Companhia Nacional de Música) |
CNM 170 |
J・S・バッハ:ピアノ・トランスクリプションズ集
J・S・バッハ(1685-1750)/サムイル・フェインベルク(1890-1962)編曲:
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529 より ラルゴ(第2楽章)
ヴィヴァルディ(1678-1741)/J・S・バッハ編曲:
オルガンのための協奏曲イ短調 BWV593
(原曲:ヴァイオリン協奏曲イ短調 RV522)より アレグロ(第1楽章)
鍵盤楽器のための協奏曲ニ長調 BWV972
(原曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV230)
J・S・バッハ/アレクサンドル・ジロティ(1863-1945)編曲:
前奏曲ホ短調 BWV855a
J・S・バッハ/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より シャコンヌ
J・S・バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV872
フィリペ・ピント=リベイロ(ピアノ)
録音:データ未詳 発売:2006年 |
CNM 373 |
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ バッハ、ベートーヴェン、アルベニスを弾く
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 から
前奏曲とフーガ(第8番)変ホ短調 BWV853
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
アルベニス(1860-1909):
「イベリア」第1巻 から エル・プエルト
「旅の思い出」から 入り江のざわめき
アルベニス/セヴラック(1872-1921)補完:ナバラ
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(ピアノ)
録音:データ未詳 発売:2012年 |
CNM 374 |
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
ピアノ・ソナタ第3番 Op.72
ピアノ・ソナタ第1番 Op.14
3つの古いポルトガルのファンダンゴ Op.82
オルガ・プラツ(ピアノ)
録音:データ未詳 発売:2012年 |
CNM 451 |
サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
R・シュトラウス(1864-1946):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
ブルノ・モンテイロ(ヴァイオリン)
ジョアン・パウロ・サントス(ピアノ)
録音:データ未詳 発売:2013年 |
DIALOGOS ディアロゴス |
DI 00001-2【廃盤】 |
16&17世紀ポルトガルの鍵盤音楽
エリオドロ・デ・パイヴァ(1502?-1552):テント ホ調 第3旋法
アントニオ・カレイラ(1520頃-1589頃):
4声のアヴェ・マリア/4声のテント第4番ト調/4声のファンタジア第1旋法
マヌエル・ロドリゲス・コエリョ(1555頃-1635):
Dé La Sol Réによるテント第1旋法/テント自然第8旋法
スザンナによる4声のグロザ第1番
ディエゴ・デ・アルヴァラド(1580頃-1643):Gessolreutによるテント第6旋法
アゴスティニョ・ダ・クルス(1590頃-1632):dó-sol-réによるヴェルソ第8旋法
ペドロ・デ・アラウジョ(1610頃-1700頃):ファンタジア第4旋法
ジョゼ・ダ・マドレ・デ・デウス(18世紀):フーガ ニ短調/フーガ イ短調
バーナード・ブラウチリ(クラヴィコード)
録音:2000年6月1-2日、ムジカ・アンティカ・ア・マニャーノ、マニャーノ、イタリア
使用楽器:17世紀後半、不詳作者製(クリフォード・ボエマー修復)
イベリア半島製と推測されるオリジナル楽器をクラヴィコードの第一人者バーナード・ブラウチリ(1944年生まれ)が弾いた注目盤。「テント」「グロザ」はそれぞれスペイン語の「ティエント」「グロサ」に相当するポルトガル語で、いずれも変奏曲を意味します。「ヴェルソ」は英語の「ヴァース(verse)」と同意。 |
DI 00002-2 |
おお、聖なる処女 正教とローマ・カトリックの典礼歌集
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
聖なるマリア、夜明けの星 [Santa Maria, strela do dia]
グレゴリオ聖歌(16世紀スペインで出版):
あまたの星の創り主 [Conditor alme siderum]
中世のラウダ:至上の元后 [Regina sovrana](L・ルッキ校訂)
ロシア聖歌:それはまことにふさわしい [Dostoyno est]
アトス山修道院の写本から:キリエ「全能なる父」[Kyrie cunctipotens genitor]
(アレグザンダー・リンガス校訂)
モンセラトの朱い本(14世紀)から:
われらみな声合わせ歌わん [Cuncti simus concanentes]
スラヴ正教聖歌:
それはまことにふさわしい [Dostoyno est] (ヴラディーミル・モロサン校訂)
カルパト・ロシア聖歌:イザヤの頌歌 [Cântico de Isaías]
グレゴリオ聖歌(16世紀スペインで出版):
歌え、舌よ [Pange lingua] (ブルーノ・ターナー、アイヴァン・ムーディ校訂)
ヴァラーム修道院(ロシア)聖歌:御身の口 [Ust tvoikh]
中世のラウダ:ああ、われは [Oi me lasso] (L・ルッキ校訂)
中世のラウダ:おお、聖なる処女 [O divina virgo] (L・ルッキ校訂)
グレゴリオ聖歌:おお、この道を行くすべての者よ [O vos omnes]
(フェルナンド・ロペス=グラサ校訂)
アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
聖なるマリア、夜明けの星 [Santa Maria, strela do dia]
(以上、特記以外:アイヴァン・ムーディ校訂)
アンサンブル・アルファ
フェルナンド・マルケス・ゴメス(歌、リコーダー、打楽器)
ジョアン・ルイス・フェレイラ(歌、打楽器)
ルイ・ゴンサロ・フェルナンデス、アイヴァン・ムーディ(歌)
ゲスト:
ジョゼ・マヌエル・ダヴィド(クルムホルン、打楽器)
シメオン・ディミトロフ(歌) スザナ・ムーディ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2001年3月4-5日、英国国教会聖ジョルジェ教会、リスボン、ポルトガル
2003年6月4-6日、カルトゥジオ教会、オレイアス、ポルトガル
2003年12月21日、ライヴ、マトリス教会、サンティアゴ・ド・カセム、ポルトガル
最初のご案内で現代作曲家の作品集のようにご案内してしまいましたが、実際には古楽でした。申し訳ございません。
アンサンブル・アルファはイギリスの作曲家・正教音楽研究家アイヴァン・ムーディ(1964年生まれ、1990年ポルトガルに移住)が主宰する声楽アンサンブル。 |
DI 00004-2 |
エウリコ・カラパトゾ(1962-):
ターリャ・ドラダのマニフィカト Op.17
(ソプラノ、混声合唱、2つのリコーダー、チェンバロ、2つのヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロとコントラバスのための;1998)
アンジェリカ・ネト(ソプラノ)
グルポ・ヴォカル・オリジポ(合唱)
アントニオ・カリリョ、ソフィア・ノルトン(リコーダー)
ジェニー・シルヴェストレ(チェンバロ)
ティアゴ・ネト、アナ・マルガリダ・サンマルフル(ヴァイオリン)
ジョアナ・モゼル(ヴィオラ) テレザ・ロンボ(チェロ)
マルタ・ヴィセンテ(コントラバス)
録音:2000年8月5日、ライヴ、フェスティヴァル・ドス・カプショス、聖ペドロ教会、パルメラ、
ポルトガル
現代ポルトガルを代表する作曲家の一人エウリコ・カラパトゾの声楽大作。「ターリャ・ドラダ」とはポルトガルの教会堂内等に見られる金泥木彫装飾のこと。 |
DI 00005-2 |
弦楽四重奏のためのポルトガル音楽
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):弦楽四重奏曲第2番ト長調(*)
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):弦楽四重奏曲(*)
フランシスコ・デ・ラセルダ(1869-1934):
楽器のソルフェージュ−トリオでのレッスン(+)
ラセルダ弦楽四重奏団
録音:2003年6月18-20日(*)、2004年9月2-3日(+)
サンティアゴ教会、フォンテス、サンタ・マルタ・デ・ペナギアン、ポルトガル |
DI 00006-2 |
アナベラ・ドゥアルテ マシーン・リリック
ボリス・ヴィアン(1920-1959)作詩/
アラン・ゴラゲール(1931-)作曲:Valse carrée
ロジェ・フェルネ(1905-1983)作詩/クルト・ヴァイル(1900-1950)作曲:Youkali
アイラ・ガーシュウィン(1896-1983)作詩/クルト・ヴァイル作曲:My ship
ベルトルト・ブレヒト(1898-1956)作詩/マイケル・フェインゴールト英語訳/
クルト・ヴァイル作曲:The Bilbao song
ボリス・ヴィアン作詩/アラン・ゴラゲール作曲:Je bois
ボリス・ヴィアン作詩/ミシェル・ルグラン(1932-)作曲:Rock and roll-mops
ジャック・ドゥヴァル(1895-1972)作詩/
クルト・ヴァイル作曲:J'attends un navire
ボリス・ヴィアン作詩/ジミー・ウォルター作曲:J'suis snob
ボリス・ヴィアン作詩/アラン・ゴラゲール作曲:Fais-moi mal, Johnny
オグデン・ナッシュ(1902-1971)作詩/クルト・ヴァイル作曲:Speak low
アイラ・ガーシュウィン作詩/クルト・ヴァイル作曲:Tschaikowsky
ボリス・ヴィアン作詩/ハロルド・バーグ(1900-1973)作曲:Le déserteur
ベルトルト・ブレヒト作詩/マイケル・フェインゴールト英語訳/
クルト・ヴァイル作曲:Surabaya Johnny
ボリス・ヴィアン作詩/
アンリ・サルヴァドール(1917-2008)作曲:Blouse du dentiste
マクスウェル・アンダーソン(1888-1959)作詩/
クルト・ヴァイル作曲:September song
ボリス・ヴィアン作詩/エディ・バークレー(1921-2005)&
クインシー・ジョーンズ(1933-)作曲:À Cannes cet été
ハンス=アルノ・ジーモン(1920-1989)作詩作曲/
ボリス・ヴィアン フランス語訳:Oh! c'est divin
アイラ・ガーシュウィン作詩/クルト・ヴァイル作曲:Sing me not a ballad
モーリス・マグル(1877-1941)作詩/
クルト・ヴァイル作曲:Complainte de la Seine
ボリス・ヴィアン作詩/
エディ・バークレー&レオ・ミシール(1925-2009)作曲:La danse du chat
アナベラ・ドゥアルテ(歌)
イアン・ミキルトゥモフ(ピアノ)
録音:データ記載なし(2005年?)
ポルトガル・ポップスのシンガー・ソングライターでジャズやクラシカル・レパートリーも歌いこなすアナベラ・ドゥアルテによるクルト・ヴァイル&ボリス・ヴィアン・ソングブック。ボリス・ヴィアンはアメリカ大衆文化に傾倒したフランスの作家・詩人・ジャズトランペット奏者。 |
EURICO PEREIRA エウリコ・ペレイラ |
5604456023061 |
ポルトガルの4人の作曲家のギター作品集
エウリコ・カラパトゾ(1962-):ジミ・ヘンドリックスに [A Jimmy Hendrix]
Ex abrupto,Purple landscape,Feroce
ジョゼ・ペイショト(1960-):
よそ者 [O estranho]/待ち時間に [Quando o tempo pára, à espera]
黄色とその他の色合い [Amarelos e outros tons]
フェルナンド・ダス・ネヴェス・ロボ(1974-):
ケツァールのための音楽 [Música para um Quetzal]
舞曲 [Dança],フーガ [Fuga],賛歌 [Cântico]
セルジオ・アゼヴェド(1968-):ソナタ
タンブラ [Tambura],無窮動 [In moto perpetuum],
シャコンヌ [Chaconne],リトミコ [Ritmico]
エウリコ・ペレイラ(ギター)
録音:スタジオ・ヴェルデ、他詳細記載なし 発売:2002年
リスボン音楽院でマヌエル・モライスに師事したポルトガルのギター奏者エウリコ・ペレイラの自主制作デビューCD。 |
HUGO VASCO REIS ウゴ・ヴァスコ・レイス
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REIS 1 |
ウゴ・ヴァスコ・レイス ポエマ・アナクロニコ(時代遅れの詩)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
トッカータ、幻想曲とソナティナ(ポルトガルギターとピアノのための)Op.133(*)
ウゴ・ヴァスコ・レイス(1981-):ポルトガルギター独奏のための組曲 Op.4
前奏曲/ロマンス/インヴェンション/幻想曲
カルロス・セイシャス(1704-1742):
ソナタ ハ短調 K.14(+)/ソナタ ロ短調 K.80(+)/ソナタ ホ短調 K.37(+)
ウゴ・ヴァスコ・レイス(ポルトガルギター)
カンディド・フェルナンデス(ピアノ(*))
フィリパ・メネゼス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+))
録音:2013年、リスボン音楽院小コンサートホール、リスボン、ポルトガル
ポルトガルギター奏者ウゴ・ヴァスコ・レイスの自主制作によるデビューCD。ウゴ・ヴァスコ・レイスは1981年リスボンに生まれ、ポルトで土木工学を修めた後ポルト・ジャズ学校でジャズ・ギターと音楽理論を学ぶと同時にポルト音楽院でカルロス・ジェズスとヌノ・ディアスにポルトガルギダーを師事、さらにペドロ・カルデイラ・カブラルとサムエル・カブラルのプライヴェート・クラスで学びました。また、和声と対位法をジョアン・エイトル・リガウドに学び、アントニオ・ピニョ・ヴァルガスの作曲セミナーにも参加。2014年現在ポルトガル国内各地で演奏活動を行いながらリスボン音楽院で作曲を学んでいます。
彼を高く評価しているアントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダのオリジナル作品、自身のソロ作品、そして師ペドロ・カルデイラ・カブラル譲りのポルトガルギター版セイシャスで構成されたプログラム。収録時間こそ41分弱と短いながらその内容の充実ぶりに驚かされます。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社では「REIS 1」として管理いたします。 |
MUGUEL AMARAL ミゲル・アマラル
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AMARAL 1 |
ミゲル・アマラル 斜めに降る雨
ミゲル・アマラル(1982-):
海辺 [A Praia] (ソフィア・デ・メロ・ブレイネル・アンドレセンの詩による)
練習曲「プロコフィエフ的暗示」(セルゲイ・プロコフィエフの記念に)Op.2 No.1
[Estudo "Sugestão Prokofiolica (à memória de Sergey Prokofiev)]
フェルナンド・ペソアの詩による2つの絵
[Dois Quadros Sobre Poemas de Fernando Pessoa]
斜めに降る雨(リカルド・ロシャに) [Chuva Oblíqua (ao Ricardo Rocha)]
満月(武満徹の記念に) [Plenilúnio (à memória de Toru Takemitsu)]
マリオ・ラジニャ(1960-):ソナタ
イゴル・C・シルヴァ(1989-):
モノローグV「半ダースの冗談」 [Monólogo V "Meia Dúzia de Brincadeiras"]
ダニエル・モレイラ(1983-):迷宮 [Labirinto]
ミゲル・アマラル:永遠の帰還 [O Eterno REgresso]
ディミトリス・アンドリコプーロス(1971-):
弔いの鐘の音(ガルシア・ロルカの詩による、
ポルトガルギターとエレクトロニクスのための)
[Clamor (sobre o poema de Garcia Lorca)]
ミゲル・アマラル(ポルトガルギター)
録音:データ記載なし
ポルトガルギター奏者ミゲル・アマラルの自主制作によるデビューCD。ミゲル・アマラルは1982年ポルトに生まれ、サムエル・カブラルとジョゼ・フォンテス・ロシャにポルトガルギターを師事、2005年にファドの伴奏者としてデビュー。しかしソリストとして活動することを決意しペドロ・カルデイラ・カブラルとリカルド・ロシャにポルトガルギターを、さらに和声と対位法をダニエル・モレイラに、作曲をディミトリス・アンドリコプーロスに師事。2009年ポルトでのソロ・リサイタルを大成功させ、以後ポルトガル国内各地で活躍しています。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社では「AMARAL 1」として管理いたします。 |
MUSICAS FESTIVAS DE FERNANDO LOPES-GRACA
ムジカス・フェスティヴァス・フェルナンド・ロペス=グラサ |
MFFLG 1-2(2CD) |
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):お祝いの音楽
[CD 1]
お祝いの音楽(1962-1994)
第1番「テレザ・マルガリダの5歳の誕生日に」
第2番「シルヴィアの3歳のお誕生日に」
第3番「ジョゼ・ペドロの最初のクリスマスに」
第4番「“カナリト”の誕生に」
第5番「ネニタの結婚式に」
第6番「“カザ・ドス・ガロス”の開館式に」
第7番「テレジタ・マシャドの結婚式に」
第8番「ロメオの結婚式に」
第9番「マリア・アリナの20歳の誕生日に」
第10番「ヌノ・バロゾの19歳の誕生日に」
第11番「わが兄弟ジョゼの80歳の誕生日に」
第12番「フランシネ・ベノイトの90歳の誕生日に」
第13番「わが兄弟の最初の曾孫ルイス・ゴンサロの
最初のクリスマスのおもちゃ」
第14番「イヴォ・マシャドの結婚式に」
[CD 2}
お祝いの音楽
第15番「カタリナの3歳の誕生日に」
第16番「ジョアン・エスプリト・サントの15歳の誕生日に」
第17番「若い友人たちの集いに」
第18番「ミゲル・ボルジェス・コエリョの18歳の誕生日に」
第19番「わが兄弟の曾孫ジョルジ・ミゲルの3歳の誕生日に」
第20番「ヴァスコ・コンサルヴェスの70歳の誕生日に」
第21番「ジョゼ・ペドロとパウラの結婚式のために」
第22番「親愛なるジャシント・ジモンイス博士の66歳の誕生日に」
第23番「わが同僚にして友人アルヴァロ・クニャルの80歳の誕生日に」
9つの短い舞曲
アントニオ・ロザド(ピアノ)
録音:2012年11月23-26日(CD 1)、2013年4月5-8日(CD 2)、
CGDホール、リスボン経済経営高等学校(ISEG)、リスボン、ポルトガル
20世紀ポルトガルを代表する作曲家フェルナンド・ロペス=グラサがその長い生涯において親類や友人の誕生日や結婚式等を祝うために作曲したピアノ作品の出版に合わせて制作されたCD。アントニオ・ロザドはリスボン音楽院を卒業後、16歳でパリ音楽院に入りアルド・チッコリーニに師事、1980年にデビューしたポルトガルのピアニスト。彼はロペス=グラサのピアノ・ソナタ全集も録音しています(Numericaレーベル、NUM 1124)。 |
OS MUSICOS DE TEJO オス・ムジコス・デ・テジョ |
MT 001 |
ファドの種 ポルトガル歌曲とファドの遠い関係を探って
不詳:私は、不運にも [Foi por mim, foi pela sorte](*)
ラファエル・コエリョ・マシャド(1814-1887):
甘美な希望はついえた [Fenece doce esperança](*)
アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ(1759-1833):メヌエット
フランシスコ・シャヴィエ・バプティスタ(17??-1797):
私の人生は常に悲しみと苦しみばかり
[He somente a minha vida sempre penar e sofrer](*)
ジョゼ・メスキタ(確認できる活躍期:1793-1795):
優しい鳥たち [Ternas Aves](*)
アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ:
アンダンティーノ/フランシスコ・ジェラルド氏のトッカータ
マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):愛しい夫が [Cosi dolce amante sposo](*)
アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ:
この世の栄光を軽んじ [Desprezar do mundo a glória](*)
愛が私に褒美をくれた [Amor concedeum'um prémio] (デュエット)(*)
マヌエル・ジョゼ・ヴィディガル(確認できる活躍期:1796-1826):
メヌエット第6番/メヌエット第3番
V・J・コエリョ(19世紀前半):小鳥 [Avezinha]
アントニオ・ジョゼ・ド・レゴ(1783頃-1821):
バレイロの涼しい海辺 [Frescas praias do Barreiro](*)
D・ジョゼ・アクニャ(?-1828):オリュンポスの神々 [Deuses do Olimpo](*)
ジョゼ・マウリシオ(1752-1815):
私が自然に何をしたのか [Que fiz eu à natureza](*)
カルロス・セイシャス(1704-1742):
ソナタ ハ短調(PM No.16)から 第1楽章(チェンバロ独奏)
D・ジョゼ・アクニャ:愛の絆 [Os lacos d'Amor](チェンバロ伴奏)(*)
オス・ムジコス・ド・テジョ
アナ・キンタンス(ソプラノ(*))
リカルド・ロシャ(ポルトガルギター)
マルコス・マガリャンイス(チェンバロ、指揮)
録音:2006年7月23-26日、市立アウグスト・カブリタ・コンサートホール、バレイロ、
ポルトガル
ポルトガルの伝統歌謡ファドへの流れを作ったと考えられる、18世紀中盤から19世紀初頭にかけてポルトガルで書かれた「都会の中産階級向け歌曲」を選び出し、ポルトガルギターを交えて演奏するという興味深い企画。オス・ムジコス・ド・テジョはマルコス・マガリャンイスにより2003年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。Naxosレーベルからポルトガルの作曲家フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1702-1755)のオペラ「ラ・スピナルバ」をリリースし国際的に知られるところとなりました。アナ・キンタンス(1975年生まれ)はリスボン国立音楽院で学んだソプラノ。ピリオド・モダーンを問わず多くの名だたるオーケストラとの共演、オペラハウスへの出演を果たしています。リカルド・ロシャ(1974年リスボン生まれ)は現代を代表するポルトガルギター奏者の一人。マルコス・マガリャンイスは1972年リスボンに生まれ、リスボン高等音楽学校でクレミルデ・ロザド・フェルナンデス、シェティル・ハウグサンに、パリ音楽院でケネス・ギルバート、クリストフ・ルセ、ケネス・ワイスに師事したチェンバロ奏者・指揮者。ブックレットにポルトガル語の解説と英語・フランス語訳、ポルトガル語歌詞と英語訳・フランス語訳を収録。 |
MT 202 |
ルイザ・トーディのアリア集
フローリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):
オペラ「職人の恋」 [L'Amore Artigiano] (1778)から 序曲(管弦楽)
ベルナルディーノ・オッターニ(1736-1827):
オペラ「アルミーニオ」 [Arminio] (1781)から ロスモンダのアリア
「あなたが心に同情を覚えるなら」 [Se pietà tu senti al core]
ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):
オペラ「迫害された匿名の女」[L'Incognita Perseguitata] (1770)から
ジャネッタのレチタティーヴォとアリア「羊飼いたちよ、私も一緒に」
[Pastorelle, anch'o con voi]
ジョヴァンニ・パイジエッロ(1740-1816):オペラ「アンドロマカ」(1797)から
アンドロマカのレチタティーヴォとアリア「哀れな王子よ」 [Povero Prence]
ニッコロ・ピッチンニ:オペラ「迫害された匿名の女」から ジャネッタのアリア
「お父さん、ああ、どこにいるの?」 [Genitore, ah, dove siete?]
アントニオ・サッキーニ(1731-1786):オペラ「オリンピーアデ」(1778)から
メガークレのアリア「もしも君が探すなら、こう言うなら」 [Se cerca, se dice]
ニッコロ・ピッチニーニ:オペラ「ディドーネ」 [Didone] (1791)から
ディドーネのレチタティーヴォとカヴァティーナ
「ああ、私が何を言った?不幸な人よ」 [Ah, che dissi, infeice?]
ニッコロ・ピッチンニ:
オペラ「インドのアレッサンドロ」 [Alessandro nell'Indie](1778)から
クレオフィーデのレチタティーヴォとアリア
「それでポーロは死んだのだ」 [Poro dunque morì]
ダヴィド・ペレス(1711-1779):
オペラ「デモーフォンテ」 [Demoofonte] (1772)から
ディルチェアのアリア「私はあなたに期待する、愛する夫よ」
[In te spero, o sposo amato]
アントニオ・サッキーニ:オペラ「オリンピーアデ」から
アルジェーネのアリア「もう何も見つからない」 [Più non si trovano]
ジョアナ・セアラ(ソプラノ)
オス・ムジコス・ド・テジョ(管弦楽)
マルコス・マガリャンイス(指揮)
録音:2008年9月12-16日、カルトゥジオ教会、カシアス、ポルトガル
18世紀終盤に活躍したポルトガル出身の名リリック・ソプラノ、ルイザ・トーディ。1753年ポルトガルのセトゥバルにルイサ・ロザ・デ・アギアルとして生まれ、14歳で舞台デビュー、16歳の時にナポリ出身のヴァイオリン奏者フランチェスコ・サヴェーリオ・トーディと結婚、17歳でオペラ・デビュー。1777年にポルトガルを出てから20年にわたってイギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ロシア等ヨーロッパ各地で大活躍。1799年、ナポレオン戦争を避けナポリを去り、13ヶ月をかけて1810年ポルトガルに帰国。1801年ポルトに居を構え歌手活動を再開しましたが、1803年に夫が死去、1809年のナポレオン軍のポルト侵攻の際に「Ponte das barcasの悲劇」に巻き込まれ貴重な宝石類を失い、さらに1813年頃から視力が弱まり10年後に完全には完全に失明する不幸に見舞われ、1833年リスボンで貧窮のうちに亡くなりました。
当盤はルイザ・トーディがヨーロッパ各地で歌った数々のオペラからアリアを選び彼女のキャリアを回想しようという企画。「ルイザ役」を歌うのは、リスボンに生まれロンドンのギルドホール音楽学校で学び2004年にオペラ・デビューしたソプラノ、ジョアナ・セアラ。バロックから古典派にかけてのレパートリーを得意としています。ブックレットにポルトガル語の解説と英語・フランス語訳、イタリア語歌詞とポルトガル語・英語・フランス語訳を収録。 |
PARLOPHONE MUSIC PORTUGAL パーロフォン・ミュージック・ポルトガル
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5099940949123 |
レムリアの歌 現代ポルトガル歌曲集
オズヴァルド・フェルナンデス(1985-)/
ゴンサロ・M・タヴァレス(1970-)作詩:旅 [Uma Viagem]
エドゥアルド・ルイス・パトリアルカ(1970-)/
ヴァルテル・ウゴ・マンイ(1971-)作詩:レムリアの歌 [Canções de Lemúria]
ヌノ・ジャシント(1985-)/パウロ・ジョゼ・ミランダ(1965-)作詩:幻影 [Ilusio]
パウロ・ペレイラ=ロペス(1964-)/
ジョゼ・ルイス・ペイショト(1974-)作詩:7つの歌 [7 Canções]
マリナ・パシェコ(ソプラノ)
オルガ・アマロ(ピアノ)
録音:2013年9月、ポンテ・デ・リマ音楽アカデミー・コンサートホール、ポンテ・デ・リマ、ポルトガル
作詩・作曲とも現代ポルトガルのアーティストの手になる歌曲集。「レムリア」はイギリスの動物学者フィリップ・スクレーター(1829-1913)が1874年に提唱した、インド洋に存在したとされる仮想の大陸(Wikipediaによる)。 |
PRIMETIME プライムタイム |
PMT 0613(2CD) |
ペドロ・カルデイラ・カブラル ポルトガルギターの迷宮&アンドロジー
[CD 1] ポルトガルギターの迷宮(*)
不詳(16世紀):マタシンス
ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1536):ヴィランセテ/カンティガ
不詳(16世紀):ルッジェーロのグロザ
ディエゴ・オルティス(1510-1570):レセルカダ I/レセルカダ II
ジョン・ダウランド(1563-1626):憂鬱なガイヤルド
アントニー・ホルボーン(1550頃-1602):パヴァーヌ第4番
ジョン・ダウランド:蛙のガイヤルド
ロバード・ジョンソン(1582頃-1633):アルマン
ロベール・バラール(1575-1650):村のブランル
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ K.322
カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ 37
ジョアン・パウロ・ペレイラ(確認できる活躍期:1840-1860):
ワルツ ヘ短調/ワルツ ト短調
不詳(1850頃):マズルカ
ペドロ・カルデイラ・カブラル(1950-):イチイのバラード/アストリアナ
[CD 2] アンソロジー
アロンソ・ムダラ(1520頃-1580):ファンタジア
ジル・デュラン・デ・ラ・ベルジェリ(1554-1605):愛しの人よ、もしあなたの心が
ガスパル・サンス(1640頃-1710):パヴァーヌ
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682頃-1740):前奏曲/カンシオン
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690頃-1758):ソナタ
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ K.11
マテオ・アルベニス(1755-1831):ソナタ
フェルナンド・ソル(1778-1839):練習曲 Op.6 No.23/練習曲 Op.35 No.10
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ベネズエラのワルツ
ペドロ・カルデイラ・カブラル:
アーモンドのバラード/玩具/岩山の迷宮/未完の円
ペドロ・カルデイラ・カブラル(ポルトガルギター)
ダンカン・フォックス(コントラバス(*))
録音:データ記載なし
ポルトガルの伝統歌謡ファドの伴奏楽器と位置付けられていたポルトガルギターをクラシカルなソロ楽器にまで高めたペドロ・カルデイラ・カブラル。彼の2つのコンサート・プログラムを収めたCDが発売されました。ポルトガルギターはいわゆるギターではなくリュート系で、6コース・スチール複弦の撥弦楽器。どこか哀感を帯びた甘美な音色を特徴としています。ポルトガルでは単に「ギター(ギタラ)」と言えばこの楽器を指すそうです。
ペドロ・カルデイラ・カブラルは1950年リスボンの音楽一家に生まれリスボン国立音楽院で学んだギター、ポルトガルギター、リュート、ヴィオル奏者。彼はポルトガルにおける古楽演奏の第一人者でもあり、ピリオド楽器と古楽唱法によるアンサンブル「ラ・バタッラ」および「コンセルト・アトランティコ」を主宰する他、ルネサンス・バロック音楽のポルトガルギター用編曲に長年取り組んでいます。録音したCDは十数枚あり、当盤同様に2つのコンサート・プログラムを収めたCD「ポルトガルギターの記憶&18世紀のギターに」(2003年、Tradisomレーベル、ポルトガル)もすばらしい内容だったのですが残念ながら廃盤のため入手できません。カルデイラ・カブラルの編曲・演奏による楽曲の数々はポルトガルギターのために書かれたオリジナル作品としか思えないほど違和感がなく、この楽器独特の魅力を備えた逸品に仕上がっています。なかでもすばらしいのはやはりセイシャス。カルデイラ・カブラルの自作曲もファド風あり、ピアソラ風あり、技巧を極めた現代音楽風ありでとことん楽しめます。「辺境のマイナー楽器」のイメージを吹き飛ばす「クラシカル・ポルトガルギターの名盤」と自信を持って申し上げます。
Primetimeは配給元と表示されており、実質的には自主制作商品と思われますのでお早目の入手をお勧めいたします。 |
TREM AZUL トレム・アズル
ポルトガルの首都リスボンに本拠を置くグルベンキアン管弦楽団のCDの発売元となっているレーベルです。 |
TA 005 |
チャイコフスキー(1840-1893):
幻想序曲「ロミオとジュリエット」
バレエ「白鳥の湖」組曲 Op.20a
バレエ「くるみ割り人形」組曲 Op.71a
グルベンキアン管弦楽団
ジョアナ・カルネイロ(指揮)
録音:2009年
Tchaikovsky: Romeo and Juliet, The Swan Lake, The Nutcracker /
Gulbenkian Orchestra, Joana Carneiro |
TA 006 |
ピーターと狼
プロコフィエフ(1891-1953):交響的物語「ピーターと狼」Op.67
サン=サーンス(1835-1921):組曲「動物の謝肉祭」(+)
ブリテン(1913-1976):青少年のための管弦楽入門 Op.34
カタリナ・フルタド(ナレーション)
アントニオ・ロザド、エウリコ・ロザド(ピアノ(+))
グルベンキアン管弦楽団
ジョアナ・カルネイロ(指揮)
録音:2010年
ナレーションはポルトガル語。 |
TA 007 |
ポルトガルのクリスマスの歌
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ(1898-1966):
Natal de Alferrarede / O Menino está dormindo
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
Pela noite de Natal / Nasceu, já nasceu / Do varão nasceu a vara
Esta noite, à meia-noite
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ:Natal de Elvas
クリストファー・ボックマン(1950-):Olhei para o céu
ジョルジェ・クロネル・デ・ヴァスコンセロス(1910-1974):
Sou cigana / Eu hei-de dar ao Menino
フェルナンド・ロペス=グラサ:Deus lhe dê cá as Boas Noites
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ:
Natal de Linhares / Natal da Aldeia Nova de S. Bento
フェルナンド・ロペス=グラサ:O Menino nas palhas
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ:O Menino está com frio
フェルナンド・ロペス=グラサ:José e Maria
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ:Natal cigano
フェルナンド・ロペス=グラサ:Vinde, vinde já, ó Deus
マリオ・デ・サンパヨ・リベイロ:
Menino Jesus, que é da vossa camisinha? / Natal da Índia Portuguesa
伝承ポリフォニー歌謡:Entrai pastores, entrai
コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):Natal do Anjinho Dorminhoco
エウリコ・カラパトゾ(1962-):Natal Profano
O Bento Airoso - José embala o Menino - O meu Menino
グルベンキアン合唱団
ジョルジェ・マッタ(指揮)
録音:2011年 |
TA 008 |
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(*)
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495(+)
オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと
管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調 K.297B(#)
アナ・ベアトリス・マンサニリャ(ヴァイオリン(*))
ジョナサン・ラクストン(ホルン(+))
ネルソン・アルヴェス(オーボエ(#))
エスター・ジョージー(クラリネット(#))
ヴェラ・ディアス(ファゴット(#))
ケネス・ベスト(ホルン(#))
グルベンキアン管弦楽団
ジョアナ・カルネイロ(指揮)
録音:2011年
アナ・ベアトリス・マンサニリャはベネズエラ、ジョナサン・ラクストンはイギリス、ネルソン・アルヴェスとヴェラ・ディアスはポルトガル、エスター・ジョージーとケネス・ベストはアメリカ合衆国の奏者。ジョアナ・カルネイロは2013年現在バークレー交響楽団(アメリカ合衆国)音楽監督およびグルベンキアン管弦楽団定期客演指揮者を務めるポルトガルの指揮者。 |
TA 009 |
ボッテジーニ、ムーケ、ピアソラ
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):
ヴァイオリン、コントラバスと管弦楽のための協奏的大二重奏曲(*)
ジュール・ムーケ(1867-1946):パンの笛(フルートと管弦楽のための)Op.15(+)
アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季
ビン・チャオ(ヴァイオリン(*))
マルク・ラミレス(コントラバス(*))
ソフィー・ペリエ(フルート(+))
グルベンキアン管弦楽団
ペドロ・ネヴェス(指揮)
録音:2012年
ビン・チャオは中国、マルク・ラミレスはアメリカ合衆国、ソフィー・ペリエはフランスの奏者。ペドロ・ネヴェス(1975年生まれ)は2013年現在エスピニョ・クラシカ管弦楽団(ポルトガル)首席指揮者およびグルベンキアン管弦楽団定期客演指揮者を務めるポルトガルの指揮者。 |
TA 010 |
ヴェーバー(1786-1826):
クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74(*)
ファゴット協奏曲ヘ長調 Op.75(+)
ヴィオラと管弦楽のためのアンダンテとハンガリー風ロンド ハ短調 Op.35(#)
R・シュトラウス(1864-1949):オーボエ協奏曲ニ長調(**)
エスター・ジョージー(クラリネット(*))
リカルド・ラモス(ファゴット(+))
サムエル・バルセジアン(ヴィオラ(#))
ペドロ・リベイロ(オーボエ(**))
グルベンキアン管弦楽団
ローレンス・フォスター(指揮)
録音:2012年
エスター・ジョージーはアメリカ合衆国、リカルド・ラモスとペドロ・リベイロはポルトガル、サムエル・バルセジアンはアルメニアの奏者。アメリカ合衆国の名指揮者ローレンス・フォスター(1941年生まれ)は2002年以来グルベンキアン管弦楽団音楽監督を務めています。 |